4月 ジョルジュ・ルオー
5月 柚木沙弥郎
6月 猪熊弦一郎
7月 原田治
8月 ピエール・ボナール
9月 アンディ・ウォーホル
「トークで取り上げるアーティストはどのように決定するのか」という質問をよく受ける。
先ず領域は出来る限り多様であること。
半年間のラインナップで洋画が多いとか、彫刻が多いとかならないように配慮。
これまで取り上げていないアーティストであること。
できれば、トークの時にそのアーティストの展覧会が開催されていること、言い換えればタイムリーであること。
これまで約100人の古今東西の画家、彫刻家、工芸家、デザイナー、絵本作家、イラストレーター、建築家、写真家、現代美術作家など取り上げて来たが、まだまだ一部。
著名なアーティストを取り上げているので、わたしなりに一定の見識を持っているが、いざトークとなるとまだまだ浅く、一ヶ月間がさらなる勉強に費やされる。
それが楽しい時間になるようなトークを目指している。
作家の経歴、作品理解は勿論だが、一番大切にしているのはそのキャラクターをつかめるかどうか。
その眼は評論家ではなくて作家の眼で追求している。
なお、3月中止になった川合玉堂を、このスケジュールに挟み込んでいく予定。