2月21日、初日にGALERIE hu:で始まった「ラファエル ナバス」展を訪れた。
会場はハッピーで満ちていた。
誰もが楽しくなる、そんな作品群だ。
椅子、テーブル、チェストなどの家具とオブジェ、絵画。
一見、立体造形作家のようである。
しかし作品の魅力は圧倒的に鮮やかな色であふれるペインティングだ。
鮮やかな色を魅力的に見せているのは、ラファエル ナバスのペンディングタッチであり、色の配置である。
観る者はそこに自由奔放を感じ取るが、作者は巧みな表現力を屈指している。
その技巧を感じさせてしまっては、これほどチャーミングな作品群にはならない。
ラファエル ナバスは、1964年、スペイン・ハエン生まれ。
バルセロナ大学美術学科博士課程を修了し1992年来日。
愛知県立窯業学校陶芸専攻科、愛知県立芸術大学研究生を経てスペイン・ハエンに穴窯を築窯。
1996年常滑市に移り開窯、現在常滑にて制作している。
2009年、清須市はるひ美術館で開催された「キタイギタイひびのこづえ展-生きもののかたち 服のかたち-」にてワークショップを開催している。
展覧会は3月19日まで。
GALERIE hu:情報は、http://www.galleryhu.com