02. 8月 2012 · August 2, 2012* 観るアートから買って観るアートへ、アートフェア。 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

 アートを楽しむために、最も手軽で充実しているのが美術館に出かけること、それは多くの人の知るところである。少し積極的な人は、街の画廊に出かけて行って、もう少し身近に楽しむという方法もある。

 今、東京、大阪、京都、そして名古屋で、多くの画廊が一堂に会し、お薦め作家を紹介するアートフェアが人気である。名古屋でもART NAGOYA 2012が昨年に続いて開催される。会場はウエスティンナゴヤキャッスル9Fエグゼクティブフロア、8月4日、5日の2日間に渡って開催される。入場料は1000円。今年は地元のほか東京、大阪、金沢、パリから27画廊が参加している。ホテルの一室が各画廊となり、来客者が訪れるというシステムである。

 美術館と大きく異なるのは、作品が購入できるという点にある。従って殆どの作品に価格が付いている。美術作品を経済価値で観ることは、目を曇らせることもあるし、美術を観る眼を養うこともできる。大切なことは美術館展示作品のように価値が定まったものではなく、自らの眼で観るということである。

 美術館においても、美術館で展示されている作品だから芸術性が高いという先入観ではなく、主観を大切にしなければ美術はおもしろくない。アートフェアは、美術作品を購入し、大好きな作品とともに暮らし、人生を豊かにするという魅力がある。そこには真剣な視点が求められる。

 美術作品と言うと、何十万円、何百万円するという概念があって、身近なものという認識が不足している。そういうものもあるが、何千円単位からあるので、こういう機会に出かけてみるのも楽しい。買いたい作品がなくても、買うかも知れないというドキドキ感は、美術への新しい感性を養ってくれるだろう。

若いアーティストを支援するという素晴らしい機会でもある。