07. 6月 2019 · 高北幸矢インスタレーション「落花、未終景。」 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

名古屋市千種区にある古川美術館分館爲三郎記念館にて、当館館長・高北幸矢の個展が開催されています。

古川美術館HP

近年、椿、しかも枝から落ちた後の落花をモチーフに作品を制作している高北館長。

花びらが散るのではなく花が丸ごと落ちる落椿は、縁起が悪いと言われることもありますが、枝から離れてもなおさらに大地で美しく咲き誇るその生命力に、惹かれ続けているそうです。

 

今回の個展のタイトルは「落花、未終景。」

造語ですが、「未だ終わらぬ景」という言葉からは、まさに落ちた椿の終わらぬ命を思い起こさせます。

 

《流溜》

一つずつ木彫りでつくられた無数の椿は、さりげなく佇んでいることもあれば、圧倒的な力で迫ってくることもあります。

同じ形のようでいて、一つとして同じ形はなく、一つ一つが人格をもっているようにも思えてきます。

《終景》

生と死は相反するものではなく共存するもの。生があるからこそ死は尊く、死によって生が輝く。

生々流転、諸行無常、輪廻転生。

四季のめぐりの循環を思わせる空間になっていました。

 

会期は7月15日(月・祝)まで。

都会のオアシスのような爲三郎記念館で、静かなひと時をぜひどうぞ(抹茶もおいしい)。

 

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18. 5月 2019 · 清須ゆかりの作家 岡崎達也展 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会, 未分類

令和初のブログです

現在、清須市はるひ美術館では、

「清須ゆかりの作家 岡崎達也展 セラミックデザインとクラフト」を開催しています。

フライヤーなど、じっくりみてもらうと・・・

お分かりいただけたでしょうか!!!!?

・・・開館20周年記念

清須市はるひ美術館は、今年で開館20周年となりました!

おめでたい。

これからもよろしくお願いします!!

さて、清須ゆかりの作家シリーズも今回で、第5弾となりました。

本展では、清須に工房をもつセラミックデザイナーの岡崎達也(おかざき・たつや)さんを

ご紹介しています。

ここでは、展覧会の予備知識として、「鋳込み(いこ・み)」について書きたいと思います。

岡崎さんの作品の多くは、鋳込みという技法で作られています。

鋳込みとは、成形型に泥漿(粘土と水と水ガラスを混ぜたもの)を流しいれ、

型に水分を吸水させて、泥漿を固まらせる方法です。

実際に、5月11日(土)に行われた

公開制作「イコミってなあに?」の様子を辿ってみてみましょう

これが、石膏でできた型です。そこに、ムラができないよう、よく混ぜ合わせた泥漿を流し込みます。

 

流したばかりだと、下の写真のように表面に艶が!

ここから、吸水性のある石膏が泥漿の水分を吸っていき、数分後には・・・

表面がマットな感じになっています。

石膏に近いところから水分が吸収されていくので、

まわりから固まってきます。

時間がきたら・・・なかの泥を流し出します。

そして、縁のまわりに固まったものを取り除き、

バリを取るために水を付けたスポンジでならしていきます。

 

時間を置くと、しだいに型と成形物とのあいだに隙間が生まれ、すぽっと外せます。

 

ポットの持ち手も鋳込みで作られています。

ポットにつけるために、持ち手の微調整が続きます。

持ち手をポットにつけるのも、泥漿です。

 

 

隙間ができてしまうと、後々取れてしまうため、

筆をつかって、隙間を埋めていきます。

注ぎ口も特製の道具で調整。

ああ完成するとこうなります!

形ができあがるまでにも、デザインのアイデア出しや設計、

鋳込みでつかう石膏型の制作、試作など、

数多くの段階があります。

わたしたちの周りには、物があふれかえっています。

ですが、ひとつひとつは誰かがデザインしたもの。

もっと物を大事にしないといけないなと改めて考えさせられました。

【開催中の展覧会】

清須ゆかりの作家 岡崎達也展 セラミックデザインとクラフト

会期:2019年4月20日(土)~6月23日(日)

開館時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)

休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

観覧料:一般300円 中学生以下無料

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16. 2月 2018 · 茅野市美術館との交流会 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

茅野市美術館は、複合施設である茅野市民館のなかにある美術館です。

地元の作家に注目した展覧会企画はもちろん、複合施設であることを生かした取り組みや、地域へのアウトリーチなどチャレンジングな活動をおこなっていて、個人的に気になる美術館ではありました。

http://www.chinoshiminkan.jp/

そんな茅野市美術館から「ボランティアスタッフどうしで交流をしませんか?」というお誘いがあり、「うちでいいのか!?」と思いつつ、せっかくの機会に乗らせていただくことになりました。

茅野市美は毎年サポートメンバーを募集していて、実際にスタッフとして活動をする前にさまざまな講座を設けて美術館について学んでもらうのだそう。

連続講座のなかに「他の美術館を見学しよう」という回があり、そこで見学+ボランティアスタッフとの交流をおこなう機会にしているのだとか。

http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2018/0121.html#hirogaru

当館のアートサポーターの存在を知った学芸員さんが声をかけてくださったわけですが、ボランティアスタッフのいる美術館がたくさんあるなかで、当館を選んでくださったのは嬉しい限りです

 

当日は大型バスで30人以上の方がご来館

アーティストシリーズ川邉耕一展を鑑賞後、当館のアートサポーターと交流会をおこないました。

部屋の密度がかなり高くなってしまいました・・・

2館の活動をスライドでご紹介し、その後はそれぞれのテーブルで座談。

茅野チームの人数と熱意に圧倒されていたはるひチームでしたが、座談の時間にはアートを介して集う同士として話に花が咲いていました

・・・

どの美術館も人手が足りているとはいえない状況の昨今、多くの館にボランティアで活動に携わるスタッフがいて、館の特色に合わせてさまざまなサポートをおこなっています。

こまごまとした雑務(だけどやっていただくととても助かる)のような裏方仕事からギャラリートークといったお客様相手の業務まで、その活動内容は幅広く、美術館にとって大きな存在であるといえます。

しかしあくまでもそれらは無償で、自発的におこなっていただいていること。美術館は日々のサポートに甘えるのではなく、感謝の気持ちを忘れず、今後も美術館を応援してもらえるように、努力をしていかなくてはならないのだと思います。

普段、他館のボランティアと関わる機会はまずないなかで、サポーターも学芸員も、貴重な経験をさせていただきました。

後日のサポーター活動日におこなった交流会の振り返りでは、「こういうところは、ここでも生かせるのでは?」という意見も。

今後ますます、アートサポーターがパワーアップしていくことを期待しています

 

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26. 11月 2017 · はるひ絵画トリエンナーレ、もうすぐ応募受付開始です! はコメントを受け付けていません。 · Categories: はるひ絵画トリエンナーレ, 未分類

あの一大プロジェクトが3年ぶりに帰ってくる(絶賛てんやわんやで準備中)・・・そう、「トリエンナーレ」。

「トリエンナーレ」といえばアート界隈の方や東海のみなさまにとっては「あ〇ちトリエンナーレ」かもしれませんが、、、

当館にとって「トリエンナーレ」といえば「はるひ絵画トリエンナーレ」!です!!

開館当初から、当館の各事業として開催している全国公募展。

1999年の開館記念でおこなわれた「夢広場はるひ絵画展」からスタートし、おかげさまで今回第9回を迎えることとなりました。

応募受付は12月1日(金)からです。みなさんもう準備は整えられていますでしょうか!?(→詳細はこちら

知らない方、迷っている方のために、トリエンナーレに応募すべき理由を改めてお伝えします。

①確かな実績

8回の開催を重ね、高いレベルを備えた新進作家の登竜門として広く認知されています。応募数は右肩上がりに伸びており、前回の応募数は506名、1021点。厳しい審査をくぐり抜けた受賞者の多くが、現在国内外で活躍しています。

【過去のトリエンナーレ】

【過去の受賞者たち】

②豪華な審査員(←NEW!)

今回より審査員メンバーが大幅に変更することとなりました。これまでの先生方も豪華すぎましたが、今回もすごい。これだけのメンバーが揃うのは、これまで築いてきた実績があるからこそ。

画家、デザイナー、批評家、キュレーターと、多様な視点から幅広い領域をカバーされる方々ばかりです。

【開催概要】スクロールすると審査員のご紹介があります。

③表現技法不問(←NEW!)

はるひ「絵画」トリエンナーレと銘打っていますが、平面であれば基本的になんでもOKです。日本画、洋画、アクリル画、版画、ドローイング、写真、デザイン、染色、刺繍、切り絵、、、

昨今アートの領域横断的な表現が多いことへの対応です。展示するキャパや審査の関係で守っていただきたい点はありますので、細かい規定はご確認くださいね。

【応募規定】

④年齢制限なし

新進作家の発掘といえど、眠っている才能に年齢制限はありません。団体展などの所属も関係なし。真の実力を見出します。

⑤個展のチャンスがある

当館では、トリエンナーレで高い評価を受けた作家を個展形式でご紹介する「アーティストシリーズ」を毎年恒例の企画展として組み込んでいます。実力ある作家を発掘するだけでなく、育成・顕彰することも美術館の役割。受賞作以外の作品を展観することで、鑑賞者はより作家のことを深く知ることができますし、作家にとっても改めて自身の画業を俯瞰できる貴重な機会となっています。

12月20日からの「アーティストシリーズ」では第8回展の入選者のなかからご紹介します。

【生川和美展】 【川邉耕一展】 【野中洋一展】

 


 

この18年の間には本当にいろいろなことがありました(私が関わっているのはここ数年ですが…)。

2年に一度のビエンナーレ形式から3年に一度のトリエンナーレ形式に変わったり、審査員の何名かが交代されたり、スタッフが幾度か入れ替わったり、市町村合併で美術館が春日町立から清須市立になったり。

応募規約など細かいところも微妙に変遷していて、伝統と革新のバランスを保ちながら、その都度時代に即したよい公募展であろうと努力してきたことがわかります。

全国的に文化行政が厳しい風にさらされているなか、いろいろなピンチに遭遇しながらもなんとか継続してこられたのは、美術館に携わってきた多くの方々やトリエンナーレ関係者、そして作品を応募してくださる作家のみなさんや作品を見に来てくださるお客様のおかげであることを実感します。

アーティストシリーズと同時開催の収蔵作品展では、これまでの大賞作品を一堂に展示する予定です。

「現代アートはわからない」「知らない人の作品だから」と言わず、現代に生きる私たちだからこそ、現代にいままさに生きて描いている作家の作品を見るべきなんだと思います。

どうぞお楽しみに!&たくさんのご応募お待ちしております!

 

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29. 10月 2017 · モンデンエミコの刺繍日記 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会, 未分類

企画展のタイトル「日常を綴る」は、「宮脇綾子展」だけでなく、同時開催の「モンデンエミコの刺繍日記」と共通のコンセプトです。

これまでにもたびたび開催されてきた宮脇綾子展を踏まえ、何か新しい切り口で作品の魅力を伝えられないだろうか?と考えていたとき、モンデンエミコというアーティストの存在が頭に浮かびました。

宮脇綾子とモンデンエミコ。二人に直接的な接点はありませんが、どちらも「手芸」をベースにする作家で、それぞれ異なる基本軸がありながら共通項がある。この二人の作品によって生まれる化学反応を見てみたいと思いました。

 本展のチラシも《刺繍日記》の1点に。

モンデンエミコは封筒や紙袋、チラシやレシートなど身の回りにある紙に刺繍をほどこした作品を《刺繍日記》と題し、約2年間、毎日1点ずつ作り続けています。

もともとは金属彫刻家で、刺繍とは程遠い世界に身を置いていました。

制作環境や家庭環境の変化にともない、作品づくりの手法を模索。たどりついたのが「刺繍」でした。

自分の専門分野である彫刻の世界を離れても、それでもなお表現せずにはいられない、強い欲求。

(睡眠時間を削りながら)毎日制作し続けることはとても大変なことですが、彼女にとっては一方でその苦労が作家としての矜持につながっています。

モンデンさんは、環境の制約を逆手にとり、限られた環境だからこそできることをオリジナルな表現に昇華させ、また「日記」という形をとることで何でもない日常を表現の題材にすることに成功しています。

画家にとっての表現ツールが筆と絵具であるように、モンデンさんの針と糸は彼女のコミュニケーション言語です。針で思考し、糸で発する。

日常とは、私たちの周囲を取り囲む空気のようなものです。当たり前に存在し、人生の99%はそれらで占められていて、改めて意識することなく、漂い流れていく。

しかしそれはポジティブに考えれば、私たちの心の持ちよう次第でどうにでもなる、とても柔軟で可能性に満ちた領域と言えるのかもしれません。

今回展示している宮脇綾子の《色紙日記》や旅行記などを見ていると、ただ毎日の出来事を綴っているという以上に、液状に流れる日常を掬い取り、丁寧に濾して一コマ一コマを結晶化させていくような、そんな印象を受けました。

嬉しいことであっても、悲しいことであっても、日常の小さな出来事を自らの心に留め置き、作品という形にあらわす。宮脇綾子とモンデンエミコの共通点だと思います。

 

当初、展覧会のタイトルを「日々是好日(にちにちこれこうじつ、またはひびこれよきひ)」にしようと考えていました。(抽象的すぎるということで、結局ボツ)

禅語のひとつで、損得や優劣、是非などにとらわれず、良いことがあっても悪いことがあっても一瞬一瞬ただありのままに生きれば、どんな日もかけがえのない一日となる、という意味だそうです。

モンデンさんの《刺繍日記》のなかに、偶然「日日是好日」とテキストが書かれた作品があり、ちょっと運命を感じてしまいました。

 

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24. 10月 2017 · 日常を綴る 宮脇綾子展 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

アップリケと聞いて、みなさんはどんなイメージを持つでしょうか。

昔ズボンのひざが破れて繕ってもらったなあ・・・とか、お母さんにねだってかわいいワッペンを縫い付けてもらったなあ・・・とか。

どこか懐かしい響きです。アップリケ。(展覧会のチラシなどでは、原語の発音に近い「アプリケ」で統一しています。)

現在開催中の展覧会では、アップリケを制作手法としたことで知られる、宮脇綾子の作品をご紹介しています。

今回、彼女の作品を取り上げるにあたって強く意識したのが「日常性」です。

「日常を綴る」というタイトルにもなっていますが、取り上げるモチーフ、制作の姿勢、そしてアップリケという手法どれもが、身近で、親密で、あたたかい。

庭の草花を愛で、野菜の断面の美しさに驚き、食材としてまな板に上がった魚たちの表情に思いをはせる——何気ない日常のなかで、綾子さんは小さな喜びや驚きを積み重ねて生きてこられたのだろうと思います。

部位によって微妙に異なる色合いや絶妙な輪郭線のカーブなど、特徴をよくとらえていながらも、どこか歪で不格好なところも作品の魅力です。「世の中に同じようであって、同じものは二つない。」と本人が語っているように、一つ一つが個性的で完成された自然の造形を、さまざまな布を巧みに使い分けて表現しています。

アップリケや刺繍、編み物といった「手芸」は、家庭内での仕事や、手軽にできる趣味として位置付けられ、芸術の領域外に置かれてきました。

多様な表現が生まれている昨今のアート業界ですが、ようやく最近日の目を見るようになってきた工芸やデザインに比べても、まだ手芸は芸術として認められてはいないようです(「手芸」側からしても「芸術」であることを求めてはいないのかもしれません)。

綾子さんもおそらく芸術と手芸をめぐる複雑な関係性は多かれ少なかれ実感していたのでしょう、自らの作品を「芸術だと思ったことがない」としつつも、「でも、手芸家といわれるのもイヤ。」と言っていたりして、自身の作品に対する芸術性を否定しながらも、従来の手芸の範疇を超えて、表現を追求しようとしていたことがうかがえます。

また、東西を問わず古くから女性の生業であった「縫う」という行為は、どうしてもジェンダー論的な立場から語られがちです。綾子さんがアップリケという技法を選択したのも、嫁・母としての役割を果たす以上身に付けざるをえなかった針仕事の技術があったからこそですし、彼女が主婦としてできることだったからです。が、作品そのものにはそのような観点はあまり関係がありません。

自分の思いや考えを可視化し誰かに伝達するためのツール、というのが芸術のひとつの定義だとするならば、綾子さんの場合、その方法がアップリケだったということなのでしょう。

彼女の作品のファンが多いのは、アップリケという技術に親近感を覚えるからだけでなく、誰もが共感できる日常的で普遍的な感情――美しいものを見たときの喜びや面白い形に気づいた時の驚き――が直接感じられるからなのだと思います。

 

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05. 4月 2014 · 桜まつり はコメントを受け付けていません。 · Categories: その他, 未分類

2014年4月5日(土)

 

 

本日は、はるひ夢の森公園が最も賑わう桜祭りです

午前中はぽかぽか陽気とまではいきませんが、晴天で気持ちが良いお花見日和です

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五条川沿いのソメイヨシノもこの日を待ちわびていたかのように、

ちょうど満開で辺り一面が、桜色に染まっています

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さてさて、お花見につきものなのが、やっぱりこれですね

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こちら側にはお饅頭やお団子があったり、反対側にはお寿司や豚汁があったり~

お祭りの定番のわたがしやりんご飴もいいですね~

種類がたくさんあって迷ってしまいますが、至るところから美味しそうな匂いがしてきて

どれも食べたくなってきます~

桜の華やかさに負けないくらい賑やかな一日になりそうです

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桜まつりは本日までですが、美術館は明日も開館します。

4月7日(月)から展示替え期間(休館)に入ります。

12日(土)からは、清須ゆかりの作家 鳥羽美花展 時空を超えて-辿り着いた場所より」が始まります

皆さまのご来館を心よりお待ちいたしております

 

 

 

【開催中の展覧会】

貸ギャラリー展示

吉田勲作品展

会   期:2014年4月1日(火)~6日(日)

開館時間:10:00~18:00(最終日16:00まで)

 

矢橋喜徳・よしゑ写真展 四季の詩Ⅲ

会   期:2014年4月1日(火)~6日(日)

開館時間:10:00~18:00(最終日16:00まで)

 

 

 

27. 3月 2014 · 貸ギャラリー展示⑤ はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

2014年3月27日(木)

 

 

春らしい陽気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

天気の良い日は、青い空と淡いカワヅザクラのコントラストがとても綺麗です。

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さて、今週も火曜より、「第10回春日写影会写真展」による展示が始まりました

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世界文化遺産となった富士山をはじめ、各地の自然や風景等をテーマにした写真の展示です。

春日写影会の皆さんは、1枚の写真に驚きや感動を込めることを大切になさっています。

 

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「清須市」をテーマにした写真のコーナーでは、

五条川の桜や雪景色の清須城を撮影した写真を展示しています。

何気なく見慣れた市内の風景もトリミングやアングルの工夫によって、

日常とは異なった表情に見えてきますね。

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展示は30日までです。

※最終日は16時までですのでお気をつけください。

 

 

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いよいよ、ソメイヨシノも咲き始めました 満開を迎える日が待ち遠しいですね

ちょうどカワヅザクラは満開ですので、

ご家族やご友人と公園や美術館でお花見はいかかでしょうか

 

 

【開催中の展覧会】

清須市文化協会 第10回春日写影会写真展

会   期:2014年3月25日(火)~3月30日(日)

開館時間:10:00~18:00(最終日16:00まで)

 

 

 

17. 11月 2013 · 歌舞伎舞台を支える狂言方と附打ち はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

2013年11月17日(日)

 

本展覧会では、少しでも歌舞伎に触れ、歌舞伎をより身近に感じていただきたいという思いから、

たくさんのイベントを開催してきました

歌舞伎役者の中村児太郎さんと歌舞伎研究者の安田文吉先生とのトークイベントに始まり、

「大向こう」「隈取り」「衣裳着付け」「長唄三味線ライブ」。いずれも大盛況でした

本日、最後のイベント「歌舞伎舞台を支える狂言方と附打ち」を開催しました。

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講師は、株式会社三光で狂言方と附打ちをご担当されている逆瀬川浩さんと、

同じく株式会社三光で音響をご担当されている金光浩昭さんです。

 

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イベント前に音のチェック

通常は劇場で行う狂言方や附打ち。いつもと響き方が違うため、念入りに調整しています。

音響の金光さんには、下座音楽(げざおんがく)を流していただきます

二人でタイミングを打合せ中

 

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こちらが逆瀬川さんの仕事道具 附け木と附け板です。

拍子木は別の入れ物に入っていました。

 

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今回も非常にたくさんのお客様にお集まりいただきました

自己紹介程度の簡単な挨拶をして・・・

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「まずはみなさん目を閉じてください。」と一言。

何だろう??と思いながらもみなさん目を閉じると・・・

「チョン・チョン・チョン・・・・」と歌舞伎に欠かせないあの音が聞こえてきました。

そのまま止まることなく、「バタバタバタ・・・バッタリ」と附打ちの力強い音が

目を閉じてその音を聞いているだけで、歌舞伎を見に来たような気分でした。

 

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最初は、黒御簾(くろみす)の中で演奏される下座音楽の説明から始まりました

なぜなら下座音楽は狂言方と附打ちにとって、なくてはならないものだからです。

続いて、狂言方と附打ちについて歴史的背景から、それぞれの決まりごとなど、

細かい説明を聞くことができました

 

狂言方はもともとは狂言作者(歌舞伎の脚本を書く作者)のことを指し、現在は柝を打って開幕を知らせるなど、

主に舞台進行を担当する役を指します。

 

拍子木や附け木はそれぞれ2本1組ですが、2本は同じ木から切り取られるそうです

ちょうど上の写真右側の図にあるような部分です。

このように切り取られた拍子木や附け木だと、きれいな音が出るそうです

 

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拍子木の打ち方(写真左)、附打ちの打ち方(写真右)なども紹介

 

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附打ちの際、下に敷く附け板は会場の響き方に合わせて変えるそうです。

大きさや木の種類が違いますね

 

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狂言方や附打ちの方々は非常に目立たない存在ですが、お芝居では欠かせない重要なお仕事です。

私たちにとっては、最も馴染みのないお仕事のひとつと言ってもいいかもしれません。

今日はそのような方のお話を聞ける絶好の機会

メモを取る参加者もいつになく多かったように感じました

 

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最後に、狂言方や附打ちの音に注意しながら15分程度DVDを鑑賞

これでお芝居の理解もぐんと深まりましたね

 

その後、質疑応答タイム

「狂言方や附打ちは世襲制なのか?」

「手や腕はつかれないのか?」

「役者さんの動きに合わせるのは大変か?タイミングがずれることもあるのか?」

などなど。

みなさんどんどん質問をされていて、いかに狂言方や附打ちへの関心が深いかが伝わってきました。

 

逆瀬川さん、金光さん、今日は素晴らしい時間をありがとうございました。

これでまた、歌舞伎を見に行く楽しみが増えました

 

企画展「歌舞伎|変身」も残すところあと2週間。

まだご来館いただいていない方、歌舞伎の印象ががらっとかわるはずです

すでにお越しいただいている方、何度でも楽しめる展覧会です。

お時間がありましたらどうぞご来館ください。

みなさまのご来館お待ちしております

 

 

 

【開催中の展覧会】

企画展 「歌舞伎 | 変身」

会期:2013年10月8日(火)~12月1日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

 

 

 

14. 11月 2013 · 第7回清須アートラボ:名古屋市美術館見学 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 未分類

2013年11月14日(木)

 

本日、アートラボでおじゃましたのは名古屋市美術館。

先週から始まった「ハイレッド・センター:直接行動の軌跡展」を見学してきました

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白地に赤と黒の文字が目を引きますね~

「ハイレッド・センター?」「直接行動??」

アートラボメンバーには未知の世界です。

いざ、展覧会へ

 

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その前に・・・。

今回の展覧会を企画された山田学芸員に展覧会解説をお願いしました

しっかり1時間30分のレクチャー。とても充実した時間でした。

やさしく丁寧、そしてわかりやすい

最初は意味不明だったアートラボメンバーも、山田学芸員のお話にどんどん引き込まれ、

レクチャー終了後にはすっかりわかった気に?!

 

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レクチャー後、さっそく展示室へ。

「ハイレッド・センター」とは、高松次郎、赤瀬原平、中西夏之の3人の若き前衛芸術家によって

1960年代に結成されたグループです

グループ名は、3人の頭文字の英訳(Hi-Red Center)を並べてつけられたユニークなもの。

 

彼らがやったこととは?!それは作品を作るのではなく、行動を起こすこと

ハイレッド・センターは、安保闘争後、高度経済成長期の日本において、

平穏で退屈な日常を「撹拌」しようと数々の行動を試みました。

彼らの芸術は美術館や画廊で作品を鑑賞するものではなく、行為それ自体が芸術だったのです。

 

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展示はハイレッド・センターが発行した印刷物やイベントの記録写真をはじめ、

主要メンバーの同時期の作品なども見ることができます。

山田学芸員のお話をしっかり聞いたメンバーは、一点ずつ丁寧に話し合いながら鑑賞していました

とても充実した時間を過ごすことができましたね

山田学芸員、ありがとうございました

 

次回アートラボは年明けです。

(ちょっと早いですが・・・)みんさん良いお年をおむかえください

 

 

 

【開催中の展覧会】

企画展 「歌舞伎 | 変身」

会期:2013年10月8日(火)~12月1日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)