28. 8月 2014 · 博物館実習6日目 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 教育普及

2014年8月28日(木)

 

博物館実習6日目は、昨日と今日の2日間に分けて少人数制で実施しました。

今回は「ギャラリートーク」「作品調書と作品の扱い方」について

 

1日目は2名の実習生で実施しました。

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このように、実習生が学芸員になったつもりで、開催中の展覧会を案内してくれます

それぞれ対象は誰なのか、人数は何名くらいなのかなど設定します。

 

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トーク後はみんなで講評会

どこが良かったのか、悪かったのか。もっとこうしたらより良くなるのでは?!

人のいいところや悪いところを見極める力も必要です

とはいえ、「言うは易く行うは難し」で、実習生に指摘しながらもわが身を振り返り反省したり・・・

学芸員も日々勉強、そして成長しなければなりません

 

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2日目のメンバーもそれぞれ工夫を凝らした発表をしてくれました。

ムナーリについて勉強し、なおかつそれを他人にわかりやすく説明をする。

想像以上に難しかったのではないでしょうか

 

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講評会も熱が入ります。

一生懸命準備をしてきたからこそ、できなかったことや困ったことなどもどんどん意見として出てきました

人前で話すこと自体、みなさん普段あまりしないことなので大変だったと思います。

厳しい指摘はたくさんしましたが、必ずどこかで生きてくるはずです

 

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2日間とも、午後は収蔵庫に入り作品の扱い方や調書の取り方を学びました。

人生初の収蔵庫。木のいい香りと快適な温湿度に実習生からは驚きの喚声があがっていました

収蔵庫はとにかく作品を守らなければならない場所。万全の状態を保っていなければなりません。

ひととおり収蔵庫の仕組みを説明したあとは、作品を取り出し「調書」の取り方を説明しました。

「調書」とは、作品の状態を記述すること。作品を管理する上では基本中の基本

 

時間をかけてじっくり観察し、作品のコンディションをチェックしました。

ギャラリートークに作品調書、博物館実習6日目もおつかれさまでした

残すところあと1日。がんばりましょう

 

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

〈インターネット割引券〉

 

 

 

 

24. 8月 2014 · あそびプログラム「さわってつたえる」 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会

2014年8月24日(日)

 

今日は以前ご紹介した愛知県児童総合センターの「あそびプログラム」の第3弾

タイトルは「さわってつたえる」でした。

今回は午前も午後も同じプログラム。さてさて、どんな一日になったのでしょうか。

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まずはスタッフミーティング。今日のプログラムの内容や役割分担など確認していきます

今回は、図書館スタッフ、美術館アートサポーターがスタッフとして参加してくれました

 

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このプログラムは、ムナーリの作品『目の見えない少女のための触角のメッセージ』からヒントを得て、

愛知県児童総合センターで開発されたものです。

ムナーリは目の見えない少女と文通するための方法として、「触覚」に注目してこの作品を作りました。

普段見慣れた「たわし」や「ひも」が、目を閉じて触ってみると、目で見ていたときとは異なる「もの」に感じます。

目が見えている私たちは、つい「視覚」に頼ってしまいがちですが、「触覚」を頼りに物事に触れてみると

新しい世界が広がることを、ムナーリは教えてくれていると思います

 

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こちらの写真は、朝一の参加者のみなさんです。

満員御礼ありがとうございます

まずは、みんなで「触覚」に慣れてみましょう!

ということで、円になって目を閉じて、さまざまな素材を触っていきます。

もうみんな大はしゃぎ!「ざらざら」「ごつごつ」「つるつる」「ぺたぺた」「ちくちく」・・・

 

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いろんな感じを体感し、「触覚」に慣れたところで今日のプログラムの説明です

「さわってつたえる」は、いくつかのミッションがあり、それをこなして最後まで到達したら、

「音カン」という装置をつかってミッションの成果を音声として記録して自分で聞いて楽しむというもの。

 

と、書いてもいまいちピンときませんよね

 

詳しくご紹介します

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①てざわりテープ

まず、「てざわりBOX」と呼ばれるBOXの中から好きな手触りの素材を5つ選びます。

選ぶときは絶対に中を見ないこと!あくまでも「触覚」を頼りに、「コレ!」と思ったものを選びます

ちなみに、中身は右の写真のような端切れや革、クロスなど、さまざまな素材です。

 

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②もじテープ

てざわりの素材を選んだら、てざわりテープと一緒に、

「もじテープ」という四角いマスが5つ印刷された紙をバインダーに綴じます

 

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③準備ができたら、あとは図書館内を散策

図書館の各所に写真のような箱がたくさん設置されています。

穴の中に手を入れて天井を触ると、てざわりBOXに入っていた素材と同じものが貼り付けてあります。

自分が5つ選んだ素材と同じBOXをみつけたら、その素材の横の文字テープのマスのなかに

BOXにかかれた平仮名を書き込みます

 

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こんな感じで、みなさん必死でした

 

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こちらは完成したもの

上から文字を読んでいくと「みょかてぷしょ」「たちきゅざす」「とぷろまる」「ちゅのじょまみ」・・・・

まるで呪文のようですよね

 

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④そこで、この「呪文」を蓋を開けた音カンに吹き込みます。

蓋を閉じて、カンの底に耳をあてると・・・

自分の声が何度も何度も繰り返し聞こえるのです!

なんと不思議な装置

これがやりたくて?!何度も参加してくれた子もいましたね

 

ざっとこんな感じのプログラムです。

なかなか準備が大変なプログラムですが、それだけに参加者の満足度は高いはず

 

説明を聞いた参加者のみなさん。いざ、挑戦

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てざわりBOXの穴が大きかったせいか、中を覗き込む子もいて、スタッフは必死で食い止めていました

見えないとなおさら見たくなるのが人間の心理。。。

 

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大人も子どももみんなしゃがみこんで「触覚」を研ぎ澄まします。

図書館ではなかなか見ることのできない光景

この様子を見て、図書館に来館されているお客様も多数ご参加いただきました!

 

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「できたよ!」と元気いっぱいに持ってきてくれたみんな。

おそるおそるカンに「呪文」を吹き込みます。

なんだか「王様の耳はロバの耳」のお話を思い出しました。

そして、また、おそるおそる耳をすまして聞いてみますうまく聞こえたかな?

 

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大人の方も童心にかえって参加してくださっていました。

図書館に勉強に来たという上の写真の方々。楽しんでいただけたようでよかったです

 

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参加者の「てざわりテープ」と「もじテープ」はそのまま残して、窓ガラスに貼ってあります。

ずらっと並ぶとそれだけできれいですし、同じ呪文は一つもない文字テープを眺めているのもまた楽しいです。

ムナーリ展会期中貼ってありますので、図書館にいらした際は是非チェックしてみてください

 

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最後はみんなでお方付け。

あれ?アートサポーターに混じって、小さなサポーターも3名ほど

参加してくれた双子の兄弟とそのお姉ちゃんが手伝ってくれました。

とっても楽しかったみたいで、何度も参加してくれたかわいらしい姉兄弟でした。

お手伝いありがとう

 

今日で愛知県児童総合センターの「あそびプログラム」は3種類終了しました。

残りの2種類「よめない文字」「ひかり・いろ・かたち」は9月7日(日)開催します!

展覧会とあわせて是非ご参加ください。

ムナーリのことがもっともっとよくわかるはずです。

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

〈インターネット割引券〉

 

 

 

 

12. 8月 2014 · ムナーリのワークショップ「直接の映写」 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会

2014年8月12日(日)

 

先週末に開催したムナーリのワークショップ後半編です。

「直接の映写」、ちょっと難しそう?なタイトルですね。

でもとっても面白いワークショップでしたよ

 

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ワークショップの前に30分くらい、参加してくれるみんなと保護者の方とで展覧会鑑賞ツアーをしています

参加者が違うと返ってくる回答もさまざまで、お話するこちらもワクワク、ドキドキ楽しませてもらっています。

 

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ワークショップの会場は美術館のお隣の清須市立図書館研修室

これからやるワークショップの内容を講師の田嶋さんに説明してもらいます。

田嶋さん、なんだか小さなフィルム?のようなものを見せてくれました。

これは「スライドマウント」と呼ばれているそうです

このマウントには透明の2つ折のフィルムが差し込まれていて、そのフィルの間にさまざまな素材を挟み込み、

スライドプロジェクターで投影してどんな色やかたちが映し出されるか見てみよう

というのが今回のワークショップの概要です。

 

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材料は本当にたくさんの種類が用意されています

糸くずや布、お菓子の袋、カラーセロファン、たまねぎの皮、脱色した葉っぱ等々。

光を透過させたら美しいものや面白いものが集められています。

では、早速やってみましょう

 

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スライドマウントの枠と透明フィルムを1セット取り、フィルムのサイズに合わせて材料を切ります

 

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細かい作業なのでみんな真剣。他の人のことなど構っていられません

気に入った素材や色をみつけて、それらをうまく組み合わせてフィルムの中に収めます。

 

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完成したら1枚ずつ挿入するスライドプロジェクターに差し込みます。

壁に映し出される映像を見て、「もっとこうしよう!」「あれも挟んでみようかな!」

と、よりお気に入りの1点を作るために確認していきました

 

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スライドプロジェクター自体初めて見た参加者も多く、ゲームや携帯電話の画像で慣れきった目には

不鮮明でどこかたよりない画像に見えたかもしれません。

でも、逆にその素朴で味のあるスライド画像の温かみを知っていただける機会となったのではないでしょうか

 

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最高の1点を作るまでの実験用として写真左のタイプのプロジェクターを使っていました。

スライドを入れる口が1つですね。

さて、いよいよ最後は写真右タイプのプロジェクターに全員の最高の1点を入れ、連続投影します。

学芸員の多くはおそらく学生時代を思い出すこのプロジェクター

今ではパワーポイントが主流となりほとんど見かけなくなりましたが、久しぶりに触って嬉しくなりました。

「ガチャン、ガチャン」という切り替えの音がいいんですよね

 

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「なにこれ?!」「初めて見た!」と、飛びつく子どもたち。

田嶋さんに一枚ずつスライドを入れてもらいます

 

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上映会の開始です

手のひらサイズで作っていたスライドがこんなにも大きく映し出されました。

自分で作っていたものがどれだかよくわからないくらい別物に

 

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きれいですね

小さなものが大きく見える、光を透過することで色の重なりが見える、

ごく単純なことなのに、とっても不思議で楽しい体験でした。

 

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保護者のみなさんもうっとり

最後はみんなに感想を聞きました

普通の遊びのなかではなかなか体験できない今回のワークショップ。

それぞれに新しい発見があったようでした

 

次回は9月15日(月・祝)です。

本展覧会最後のプログラムとなりました。

最終回の内容も午前「さまざまなかたち」、午後「直接の映写」です。

「直接の映写」はまだ若干名空きがあります。ご興味を持たれた方は是非ご参加ください

電話申込制(052-401-3881)です。

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

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09. 8月 2014 · ムナーリのワークショップ「さまざまなかたち」 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会

2014年8月9日(土)

 

全部で5種類合計9回実施する「ムナーリのワークショップ」

今回は4種類目の「さまざまなかたち」です

 

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他の回と同様に、まずは展覧会鑑賞ツアーからスタート

作品鑑賞のルールを確認して、いざ出発!!

 

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今回は、講師の田嶋さんと担当学芸員とが作品ごとで別れて解説を行いました。

田嶋さんのトークは、さすが生前のムナーリと交流があっただけに

お話される内容もリアリティがあり、熱い思いが伝わってきました

 

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さて、展覧会鑑賞後は場所を移し、ワークショップ会場へ

「さまざまなかたち」というタイトルですが、一体どんなことをやるのでしょうか???

田嶋さんの話術で子どもたちも集中しています

 

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突然、こんなに大きな紙が出てきました。

そして、その紙をビリビリ、 ビリビリ、破ってしまいます

みんな、「ぽかん」と見上げるばかり。

 

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見本を見せてくれました。

そう、この適当に破った紙片を使って、どんなものに見えたか絵を描きます

同じ形でも人によってみんな違うはず。

 

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紙を破っていいのは、田嶋さんだけ

床に並べられた紙片を1枚ずつ持っていき、絵を描き、完成したら2枚目へ。

もうみんなどの紙を取るのか決めているようで、どんどん身を乗り出して

いまかいまかと待ち構えています

 

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お目当ての紙を取ったら、カラーペンで一斉に描き始めます

みんなどんな「かたち」に見えたのかな??

 

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完成した子から前のグレーの大きな画用紙にぺたぺたと貼っていきます。

みんなの勢いは止まりません。次から次へと描いていきます。

同じような形でも電車に見える子がいれば、山に見える子もいたり

面白いですね

 

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さらに、色がきれい!みんな自由です

 

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次なる「かたち」を探す姿も真剣です

最終的に選んだもの以外でも、こうして捜し歩いている間に、

いろんな「かたち」を頭のなかで想像していることでしょう。

この「想像する」行為そのものが、ムナーリの作品の根底を支えているといってもいいのかもしれません

 

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最後は一つずつどんな「かたち」なのか、描いた子に発表してもらいました

みんな、他の子の発想に興味津々

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お父さんやお母さんたちも一緒に聞いてもらいました。

 

このプログラムは、通常の「お絵かき」とは少し違います。

普通は描きたいものが先にきて、そのために輪郭線や色を使って描いていきます。

でも、この「さまざまなかたち」はすでにある「かたち」を見て、

どんなものが「描けるのか(=見えるのか)」という思考順路になっているのです

 

ある程度の制限を与えられ、でもその中で自由な発想を展開する。

ムナーリらしいものの考え方が、このワークショップにもあらわれているようです

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

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06. 8月 2014 · 博物館実習5日目(歴史資料編) はコメントを受け付けていません。 · Categories: 教育普及

2014年8月6日(水)

 

今日は博物館実習5日目でした。

いつもは美術館での実習が多いのですが、本日の午後は清須市歴史資料展示室の

担当職員・小出さんにレクチャーをしていただきました

清須市には美術作品のほかにも、歴史民俗資料がたくさんあります!

ちなみに、午前中は美術館で「展覧会の企画・運営について」のレクチャーでした。

(レクチャーの嵐・・・

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小出さんお手製の実習生用資料

きっちりまとめられていて勉強になります!

この資料をもとに「歴史民俗資料の調査・収集・保存整理」についてのお勉強

 

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こちらは中性紙という特殊な紙でできた封筒にひとつずつ資料を入れて、

特注のダンボール箱に収納されている様子です。

資料は大小さまざまなものがあり、時代もばらばら。

丁寧に保管してしすぎることはありません。保管用の資材はとても重要なのです

 

ということで、このダンボール箱の製作を体験

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意外と難しいのです。

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少しでも適当に折ってしまうと、しっかりしまりません。

実習生のみなさん、悪戦苦闘中?!でも、きれいにできていましたね。

 

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続いて、先ほどのダンボール箱には収まりきらないさまざまな資料の保管の様子を見学しました

このスペースには展示スペースはなく、すべて資料の保管場所として活用しています。

展示スペースは少し離れた市立図書館内にあります。

 

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民俗資料も山のようにあります。懐かしの?家庭で使われていた電化製品や道具類などなど。

でも、実習生のような若いみなさんにとってはもはや「懐かしの」という言葉も合わないですね

初めて見るようなものばかりではないでしょうか・・・

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なんだかよくわからないものを発見(左写真)

まるで理科室みたいと大はしゃぎ

右の写真は戦争関連のものを集めたスペースです。

とにかく、市内のご家庭で眠っていて資料として価値のあるものが集まっていますので、

場所がどれだけあっても足りないし、また管理台帳の整理も大変だというお話がありました。

 

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最後に、町史などの紙媒体の資料が保管されているスペースへ。

実習生のみなさん、とにかく資料の多さとスペースの広さに驚いている様子

 

だいたい資料保管の状況を把握した後、場所を移動しました。

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こちらは、清須市立図書館内にある「歴史資料展示室」です。

2年前にできたばかりなのでとってもきれい

現在は「戦争の軌跡―出征と帰還―」という展覧会を開催中です。

さきほど見学した場所から今回のテーマにあった資料が展示されています。

展示の工夫や展示内容を丁寧に説明していただきました。

 

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こちらの独立展示ケースは常設展示コーナーです。

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こちらも常設展示。

昔のそろばんや黒電話、商売で使った台帳なども展示されていました

右写真の奥に見えるのは、「棚階段」といって、階段の下に箪笥のように抽斗(ひきだし)がついていて、

しかも自由に階段ごと動かすことができる、可動式収納付階段なのです。

昔の人の生活の知恵が随所に垣間見え、とても楽しい展示空間になっていました

 

今日の午後はしっかり歴史民俗資料の調査・収集・保存・展示について学ぶことができました。

美術館との比較などしてみるのも、それぞれの特徴をより深く理解するのに役立つはずです

 

実習期間もあと2日間です。

みなさんがんばりましょう

 

 

 

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特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

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05. 8月 2014 · あそびプログラム「ひもでかお」 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会

2014年8月5日(火)

 

先週末に開催された関連イベント「あそびプログラム」の午後の部について。

午後は「かおでひも」を実施しました

 

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プログラム開始前に、講師の田島さんがスタッフに簡単に説明をしてくださいました。

おもむろに箱の中からロープを何本か取り出し・・・

 

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たちまち人の顔が完成

 

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このプログラムはムナーリの作品《お互いにみつめあおう》や《祖先の重み》といった

人間の顔の要素を取り出して、直線、曲線、破線、点線、平行線、太い、細い、可能な限りいろいろな線、

さまざまな色と形を組み合わせて、人間の容貌について視覚的な実験を行った作品をヒントに開発されました

 

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スタッフも試しに「ひもでかお」に挑戦してみました!

おもしろい

これは「太陽のハタ」以上にお手軽にでき、且つ何パターンでもできるため何度でもやりたくなります。

 

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参加者は過去の参加者が作成した「かお」をモニターで見ながら、

新たに自分なりのオリジナルな「かお」に取り組みます。

ひもの長さや太さもばらばら。

私たちが思っているような正確な「かお」にこだわらないことがポイントかもしれません

あとはなるべく大きな「かお」に取り組むと、楽しさも倍増します

 

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一人でなんとか完成させた子や、お母さんと一緒にがんばって作っている子など、

みんなそれぞれで楽しんでいました。

 

参加者の一部の作品をご紹介します。

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どれもユニークですね

涙の表現、雰囲気出てます!

思わず「かお?」と思ってしまうくらい自由な発想の「かお」もいいですね!

家族仲良しの素敵な「かお」を作ってくれました。

最後の横向きの「かお」は愛娘のためにお父さんががんばって作っていらっしゃいました。

むしろお父さんに似ている??

 

ムナーリの作品はいろいろな考え方や遊びにヒントを与えてくれるということを

改めて実感することができました

 

次回の「あそびプログラム」は、8月24日(日)10:30~12:00、14:00~15:30です。

内容は「さわってつたえる」です。さて、どんなことができるのかな?

清須市立図書館1階「おはなしの部屋」前のスペースでお待ちしております。

参加費無料、随時受付けております。お気軽にご参加ください

 

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

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03. 8月 2014 · あそびプログラム「太陽のハタ」 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 展覧会

2014年8月3日(日)

 

今日はムナーリ展関連イベントの一つ、愛知県児童総合センターの「あそびプログラム」を実施しました。

会期中、合計5種類のプログラムを実施しますが、今日はそのうちの2つ「太陽のハタ」と「ひもでかお」。

愛知県児童総合センターは、1996年に開館し、愛・地球博の開催に伴い2002年3月~2006年6月まで休館、

2006年7月から再オープンした県立の児童館です。詳しくはこちらをご覧ください。

今回は、その愛知県児童総合センターが、開館以来開発してこられたプログラムを、

実際に元センター長の田島茂典氏を講師にお招きし、実施することになりました

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こちらが田島氏です

プログラム実施前に、スタッフへムナーリのワークショップやプログラムの説明をしてもらいました

 

なぜムナーリ展の関連イベントで愛知県児童総合センターのプログラムなの?

と思われる方も多いと思います

実は、愛知県児童総合センターで開発されているプログラムをはじめ、様々な取り組みの多くは、

ムナーリの考え方をベースに蓄積されてきたのです

「ムナーリだったらこんな風に考えるかな?」「ムナーリが生きていたら絶対に喜んでくれるはず!」

センターで働く職員の方々はいつもどこかでムナーリのことを意識して活動に取り組まれてきました

 

そのような「ムナーリ・イズム」ともいえる考え方が開館以来、脈々と伝えられてきた児童総合センター。

開発されてきたプログラムはいずれもびっくりするほど「ムナーリらしさ」を感じます

そこで、今回は子どもから大人まで誰でも自由に参加できるプログラムとして、

お隣の図書館で実施することになりました。

 

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本日、午前に実施したのは「太陽のハタ」

ムナーリの著書に『太陽をかこう』というワークショップをまとめた本があります。

その内容をヒントに、児童総合センターが考え出したプログラムが「太陽のハタ」です。

 

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ひととおり説明が終了すると、本日お手伝いに来てくださったアートサポーターと、博物館実習生とで準備です。

大きめのカラフルなチョークと経木(きょうぎ)を用意し、机の上は汚れないように養生シートを貼ります

 

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さっそくかわいらしい参加者がたくさん集まってくれました

この「太陽のハタ」のルールはとっても簡単。

「まる」だけ描くこと

みんな思い思いの「まる」をたくさん描いてくれました。

 

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完成したら一穴パンチで上下に穴を開け、天井から紙紐に通して吊るします。

たったこれだけのことなのに、一人一人全く異なる「太陽」が出来上がり、

見ているだけでも楽しい気分になります

しかも、「まる」だけ描けばいいので、上手や下手といったこともありません。

子どもから大人まで簡単に取り組めるプログラムです。

 

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一枚だけでは満足できず、お母さんにお願いして2枚、3枚と制作する子もいましたね

完成作を吊るしていくと、「太陽のハタ」のカーテンのようになります!

光が挿すと経木から光が透けてとてもきれいです

 

チョークの淡い色と経木のほのかに香る木のにおいが、なんだか優しい気持ちにしてくれる、

そんな「太陽のハタ」でした

 

明日は午後のプログラム「かおでひも」について報告します

 

 

【開催中の展覧会】

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