26. 11月 2017 · はるひ絵画トリエンナーレ、もうすぐ応募受付開始です! はコメントを受け付けていません · Categories: はるひ絵画トリエンナーレ, 未分類

あの一大プロジェクトが3年ぶりに帰ってくる(絶賛てんやわんやで準備中)・・・そう、「トリエンナーレ」。

「トリエンナーレ」といえばアート界隈の方や東海のみなさまにとっては「あ〇ちトリエンナーレ」かもしれませんが、、、

当館にとって「トリエンナーレ」といえば「はるひ絵画トリエンナーレ」!です!!

開館当初から、当館の各事業として開催している全国公募展。

1999年の開館記念でおこなわれた「夢広場はるひ絵画展」からスタートし、おかげさまで今回第9回を迎えることとなりました。

応募受付は12月1日(金)からです。みなさんもう準備は整えられていますでしょうか!?(→詳細はこちら

知らない方、迷っている方のために、トリエンナーレに応募すべき理由を改めてお伝えします。

①確かな実績

8回の開催を重ね、高いレベルを備えた新進作家の登竜門として広く認知されています。応募数は右肩上がりに伸びており、前回の応募数は506名、1021点。厳しい審査をくぐり抜けた受賞者の多くが、現在国内外で活躍しています。

【過去のトリエンナーレ】

【過去の受賞者たち】

②豪華な審査員(←NEW!)

今回より審査員メンバーが大幅に変更することとなりました。これまでの先生方も豪華すぎましたが、今回もすごい。これだけのメンバーが揃うのは、これまで築いてきた実績があるからこそ。

画家、デザイナー、批評家、キュレーターと、多様な視点から幅広い領域をカバーされる方々ばかりです。

【開催概要】スクロールすると審査員のご紹介があります。

③表現技法不問(←NEW!)

はるひ「絵画」トリエンナーレと銘打っていますが、平面であれば基本的になんでもOKです。日本画、洋画、アクリル画、版画、ドローイング、写真、デザイン、染色、刺繍、切り絵、、、

昨今アートの領域横断的な表現が多いことへの対応です。展示するキャパや審査の関係で守っていただきたい点はありますので、細かい規定はご確認くださいね。

【応募規定】

④年齢制限なし

新進作家の発掘といえど、眠っている才能に年齢制限はありません。団体展などの所属も関係なし。真の実力を見出します。

⑤個展のチャンスがある

当館では、トリエンナーレで高い評価を受けた作家を個展形式でご紹介する「アーティストシリーズ」を毎年恒例の企画展として組み込んでいます。実力ある作家を発掘するだけでなく、育成・顕彰することも美術館の役割。受賞作以外の作品を展観することで、鑑賞者はより作家のことを深く知ることができますし、作家にとっても改めて自身の画業を俯瞰できる貴重な機会となっています。

12月20日からの「アーティストシリーズ」では第8回展の入選者のなかからご紹介します。

【生川和美展】 【川邉耕一展】 【野中洋一展】

 


 

この18年の間には本当にいろいろなことがありました(私が関わっているのはここ数年ですが…)。

2年に一度のビエンナーレ形式から3年に一度のトリエンナーレ形式に変わったり、審査員の何名かが交代されたり、スタッフが幾度か入れ替わったり、市町村合併で美術館が春日町立から清須市立になったり。

応募規約など細かいところも微妙に変遷していて、伝統と革新のバランスを保ちながら、その都度時代に即したよい公募展であろうと努力してきたことがわかります。

全国的に文化行政が厳しい風にさらされているなか、いろいろなピンチに遭遇しながらもなんとか継続してこられたのは、美術館に携わってきた多くの方々やトリエンナーレ関係者、そして作品を応募してくださる作家のみなさんや作品を見に来てくださるお客様のおかげであることを実感します。

アーティストシリーズと同時開催の収蔵作品展では、これまでの大賞作品を一堂に展示する予定です。

「現代アートはわからない」「知らない人の作品だから」と言わず、現代に生きる私たちだからこそ、現代にいままさに生きて描いている作家の作品を見るべきなんだと思います。

どうぞお楽しみに!&たくさんのご応募お待ちしております!

 

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