2013年6月6日(木)
第3回清須アートサポーター。
今日はいつも以上に熱気にあふれた回となりました。
前回、展覧会に合わせて事前に勉強会をして、それから展覧会を見たら
理解度がぐんとアップするし楽しいんじゃない
ということで初めて勉強会をすることに。
1ヶ月間、それぞれが図書館で本を検索し、絵画様式や画家について調べました。
さてさて、どんな発表になったでしょうか。
展覧会は以下の3つ。
●フランスの美しい風景(ヤマザキマザック美術館)
●プーシキン美術館展(愛知県美術館)
●ポール・デルヴォー展(岡崎市美術博物館)
そして出てきたキーワードはざっとこ~んな感じ。
ロココ、新古典主義、バルビゾン派、印象主義、後期印象主義、
フォーヴィスム、エコール・ド・パリ、シュルレアリスム etc…
画家の名前も次から次へと飛び出します。
プッサン、ワトー、アングル、ドラクロワ、ミレー、マネ、モネ、ルノワール etc…
なぜ、美術館にプーシキンという小説家の名前がついているの?
どうしてパリではなく田舎のバルビゾン村に画家たちが集まったの?
現実ではなくて超現実を描いたのはなぜ?
プレゼン方法にもそれぞれの個性が光ります。
みんながびっくりするほど見事にプリントにまとめたサポーターもいれば、
ノートにぎっしりと書いたメモから要点をつかんで説明するサポーターや、
新聞の展覧会紹介記事を効果的に使ったサポーターもいました。
中には、自ら描いたマティスの静物画の模写を披露したサポーターも
(奥の壁に立てかけてある作品です)
これにはみんな大いに盛り上がりましたね
慣れない美術用語が飛び交うなか、緊張しながら発表の順番を待っていたメンバーたち。
でも、やり遂げたときの喜びはひとしおだったようで、
次に発表する時はもう少し上手にできるかな~と嬉しそう。
久々にこんなに勉強をした! とか、実際に展覧会も行ってみたよとか、
嬉しい言葉がたくさん聞けました。
調べること自体もそうですが、それを人に伝えるのはもっと勉強になりますね。
たくさんのメンバーがいるからこその楽しみです。
またぜひ近いうちに第2弾も企画しましょう!
【開催中の展覧会】
清須ゆかりの作家 加藤正音展
会期:2013年4月12日[金]~2013年6月9日[日]
時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)