19. 1月 2013 · 第4回 館長アートトーク はコメントを受け付けていません。 · Categories: 教育普及

2013年1月19日(土)

 

大好評の館長アートトーク、本日で第4回目が終了しました。

今回は、愛知県美術館で開催中のクリムト展に合わせて、

当初の予定を変更し「ウィーンの憂鬱、クリムトの魅惑。ハプスブルク家とオーストリア。」

というテーマで開催しました

 

そのようなわけで、まずはクリムト展をすでに鑑賞された方チェックです

意外に少ない?!

館長アートトークを聞いてから行こうと考えていらっしゃる方が多かったようです。

さすが皆さん、勉強熱心ですね

 

 

まずは、いつものように作家の基本情報から。

クリムトの生涯をざっと解説しながら、その人生の中で起きた重要な出来事や、

ターニングポイント、影響関係等々。

作品を見ているだけでは解らない裏話が次から次へと出てきます

 

 

この黒い長方形の紙は何でしょう?穴も空いていますね

これは、クリムトの風景画と深い関係があります。

しかも、館長のお手製だそうです

愛知県美術館で配布されている鑑賞の手引きにも載っていましたが、

クリムトは風景画を描くときにこのような道具を使用したそうです。

この穴から見えた風景をキャンバスに描くことで、きっちりと枠にはまった絵が描けるというわけです

 

 

愛知県美術館所蔵《人生は戦いなり(黄金の騎士)》をはじめ、

クリムトらしい「金」を使った作品についても細かい説明がありました

「金」はあまりに主張が強い色なだけに、多くの画家は使いたがらないけれど、

クリムトはしっかりと自分の色として定着させていたようです。

 

 

最後は、クリムトが生きた世紀末ウィーンに注目し、同時代のウィーンの作家を紹介。

同じ世紀末でもパリとは全く異なる、独特の雰囲気を作り上げていたウィーンという土地が、

クリムトのような特異な芸術家を生んだのだということがよくわかりました

 

来週は清須アートラボの皆さんと、愛知県美術館へおじゃましてクリムト展を鑑賞予定です。

今日の館長アートトークで予習はばっちりです!

今から楽しみですね

 

次回、館長アートトークは2月23日(土)です。

テーマは「尾形光琳と華麗なる琳派。日本人の感性の源となる草花。」です

ご興味のある方、是非ご参加ください!

お申込は、お電話またはFAXで受け付けております

 

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

 

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