岐阜池田町の極小美術館へ、現在開催中の「加藤由朗展」「南谷富貴展」を観てきました。
「加藤由朗展」
グラフィックデザイナーとして50年、加藤さんのコンセプトの力強さは変わらず、凄い。
デザインの大きな力はアイデア。そしてそれをヴィジュアル化するセンス。単体としては1枚のポスター、個展会場ではそれらが群れのパワーとなって迫ってくる。
「南谷富貴展」
木片ブロックでインスタレーションを展開している南谷さんは、今展ではひび割れた木材から採取、ブロックに委ねる形が魅力的。
「ブロックを塗装していると、ずっとピシッ ピシッって音がし続けている」という話が印象的だった。
自然からのラストメッセージを身体でキャッチしながら制作している。自然への敬意と自らの造形が美しいセッションを奏でている。
9/2まで、観覧無料。
必ず予約の電話090−5853−3766を。