6月15日午後、愛知県立芸術大学で特別講義、テーマは「負のデザイン」。
デザインの殆どは正のデザイン、それはデザインが社会とともにあるからである。社会的であるとは「清く、正しく、明るく、美しく、楽しく・・・」が求められる大量に生まれるデザインにおいてはあくまで社会に了解を得なければならない。
そんなデザインはどこか虚偽性を孕んでいて、表層的でもある。なんだか嘘くさい。
「負のデザイン」は危ういが生きることの本音を捕まえていて、多くのデザインに活力を与えて来た。
館長 高北幸矢のブログ