清須市はるひ美術館では1999年の開館以来、新たな才能を発掘・育成するべく、絵画の公募展を継続して開催してきました。第７回にあたる今回は過去最多の491名、784点の作品が集まりました。5名の審査員によって選出された入賞および入選28点、佳作20点のうち、本展では入賞・入選作品を一堂に展示いたします。
鮮やかな色彩とのびやかなストロークで自然と人間の心地よい共生を感じさせる源馬菜穂《contact》（大賞）。身近な事物に目を向け、それを独自の感性と手法で捉えた室木絵里子《紙の風景2011》と三浦高宏《二重身》（準大賞）。これらいまを生きる表現者たちが織り成す新しい作品世界は、意欲に満ち溢れ、今後の飛躍を期待させるものばかりです。是非この機会に次代を担う作家たちの清新な作品をお楽しみください。

大賞	準大賞
源馬 菜穂 《contact》	室木 絵里子《紙の風景2011》	三浦 高宏《二重身》
優秀賞
打田 宗平《もう一つの神話》	栗原 光《cross section》	木下 令子《fixing》
		きよす賞
吉井 宏平《忘却の街Ⅱ》	豊島 尚《無題》	茅根 賢二《Stairs》