絵本シリーズ「リサとガスパール」と「ペネロペ」は、フランスに住む、画家ゲオルグ・ハレンスレーベンと作家アン・グットマン夫妻によって生み出されました。子どものちょっとしたしぐさや愛らしい失敗をユーモアたっぷりに、色鮮やかに描き出します。
好奇心いっぱいでおしゃまな女の子リサ、おっちょこちょいでやさしい男の子ガスパール。この犬でもウサギでもない二人の主人公が繰り広げる日常の大冒険を描いた「リサとガスパール」シリーズは、2000年に翻訳が出版されて以来、日本でもすっかりおなじみとなりました。また、うっかりやさんの青いコアラの女の子が主人公の絵本「ペネロペ」シリーズも、NHK教育(現Eテレ)でアニメーションが放送され、またたくまに子どもたちの間で人気となっています。
本展では、「リサとガスパール」と「ペネロペ」の原画約100点を中心に、絵本の制作過程がうかがえるスケッチなども展示します。原画でしか味わえない色の深い重なりや生き生きとした筆の動きなど、魅力たっぷりの絵本の世界をお楽しみください。
1958年、ドイツのヴッパタールに生まれる。子ども時代をミュンヘンとボンで過ごす。19歳で初の個展を開催以来、意欲的に個展を行う一方、ローマ滞在時に出会ったアメリカの作家ケイト・バンクスの本に挿絵を描いたことがきっかけで、子どもの本の仕事でも広く注目されるようになる。
1970年、パリ生まれ。大学では美術史と建築を学ぶ。少女時代、父親で作家のクラウデ・グットマンとの共著となる絵本『どうやって弟を追っぱらおう?』を出版し、注目される。 91年より7年にわたり、ガリマール社で子どもの本のデザイナーとして活躍。装丁の仕事を通じて、ゲオルグ・ハレンスレーベンと出会う。
会 期 | 2013年7月6日(土)~9月29日(日) 74日間 |
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会 場 | 清須市はるひ美術館 |
開館時間 | 10:00~19:00 (入館は18:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) |
観覧料 |
一 般 800円(700円) 高大生 700円(600円) 中学生以下無料 ※( )内は前売 及び 20名以上の団体料金 ※前売券はローソン・ミニストップにて 6/1より販売(Lコード:48769) ※清須市立図書館貸出利用カード提示者 当日料金から50円引 ※各種障害者手帳提示者及び付添人1名は無料 ⇒【開催期間中限定】インターネット入館割引券 |
主 催 | 清須市はるひ美術館、中日新聞社 |
後 援 | 愛知県、愛知県教育委員会 |
協 力 |
Hachette Livre、Gallimard Jeunesse、ブロンズ新社、岩崎書店、 日本アニメーション、ソニー・クリエイティブ プロダクツ、 白泉社(月刊MOE)、名古屋三越 |
企画制作 | 渋谷出版企画 |
問合先 |
清須市はるひ美術館 〒452-0961 愛知県清須市春日夢の森1番地 TEL: 052-401-3881 |
関連イベント |
★みんなあつまれ!! リサとガスパールが美術館にやってくる
○リサとガスパール撮影会 いっしょに写真をとろう!
ワークショップ「3コマ絵本を作ろう」 短い文章からイメージをふくらませて絵本に仕上げます
スペシャルトーク「親子で楽しむ絵本の魅力」
三輪 哲(みわ・てつ) |