清須市はるひ美術館の収蔵作品の中から、自然をテーマにした作品をご紹介します。
自然の描写は古来より多くの画家たちが取り組んできたテーマのひとつであり、ひとことで「自然」といっても、画家によりさまざまな解釈がなされてきました。
本収蔵作品展のタイトルは、「自然を描く」です。山や川といった同じモティーフを描いているにもかかわらず、画家によってその表現が大きく異なるところに注目しています。展示室1では「山」を、展示室2では「海」「雨」「光」「庭」をテーマにした作品を集め、画家たちがそれぞれの対象をどのように見て、どのように表現しようとしているのかを比較しながら鑑賞していただけます。
「自然とはこうあるべき」という固定概念にとらわれない、画家たちが感じ取った自然の美しさに心をかよわせ、さまざまに描かれた自然の姿をお楽しみください。
会 期 | 2013年6月19日(水)~30日(日) |
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開館時間 | 10:00~19:00(入館は18:30まで) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般:200円 中学生以下及び各種障害者手帳提示者は無料(付添人1名半額) |
倉光博 《潮》 1960年頃
猪狩雅則 《決死の覚悟》 2007年
No. | 作家名 | タイトル | 制作年 | 技法・材質 | サイズ(cm) |
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1 | 川口四郎 | 醒メ井[サメガイ]風景 | 不詳 | 油彩、キャンバス | 27.3×41.0 |
2 | 猪狩雅則 | N・A | 2005年 | 油彩、キャンバス | 112.1×145.5 |
3 | 倉光博之 | 森の造形 | 1959年 | 顔料、雲肌麻紙 | 51.2×44.5 |
4 | 奥田文子 | Untitled | 2005年 | 油彩、キャンバス | 116.9×91.0 |
5 | 西村 有 | 竹林を抜けていく風景 | 2010年 | 油彩、キャンバス | 194.0×162.0 |
6 | 保田弥生 | Eiger | 2005年 | 油彩、キャンバス | 162.0×130.3 |
No. | 作家名 | タイトル | 制作年 | 技法・材質 | サイズ(cm) |
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7 | 倉光博之 | 潮[ウシオ] | 1960年頃 | 顔料、鳥子紙(襖二枚引き) | 60.2×81.4 |
8 | 猪狩雅則 | 決死の覚悟 | 2007年 | 油彩、キャンバス | 60.6×50.5 |
9 | 小川武雄 | 台風のそれた海 | 1999年 | 油彩、キャンバス | 27.3×41.0 |
10 | 吉本作次 | 春終日 [ハルヒネモス] | 1999年 | 油彩、綿布 | 145.5×112.1 |
11 | 奥田文子 | Untitled | 2004年 | 油彩、キャンバス | 116.9×116.9 |
12 | 柳澤裕貴 | 交錯する記憶 | 2006年 | アクリル、パネル | 162.0×162.0 |
13 | 今林明子 | 午後3時の憂鬱 | 2010年 | 油彩、キャンバス | 56.0×92.0 |
14 | 今林明子 | 残像・光・影 | 2008年 | 油彩、キャンバス | 45.5×92.0 |
15 | 加藤さくよし | 光の泉 | 2003年 | 油彩、キャンバス | 130.3×162.0 |
16 | 岡本増吉 | 窓辺にて | 2007年 | 油彩、キャンバス | 91.0×91.0 |
17 | 西村 有 | 庭園 | 2008年 | 油彩、キャンバス | 162.0×162.0 |
18 | 上田暁子 | 世界は大きな花束でもある | 2008年 | 油彩、キャンバス | 130.0×162.0 |
19 | 傍島幹司 | セントラルパーク | 2000年 | 油彩、キャンバス | 59.8×90.8 |
20 | 吉本作次 | 春雨 | 1999年 | 油彩、キャンバス | 145.5×112.1 |
21 | 上田暁子 | 泳ぐ街 | 2009年 | 油彩、キャンバス | 90.9×116.7 |
22 | 倉光博之 | 驟雨 [シュウウ] | 1966年頃 | 顔料、雲肌麻紙 | 162.0×130.3 |
23 | 西村 有 | 雨降る山道 | 2010年 | 油彩、キャンバス | 162.0×162.0 |
24 | 上田暁子 | 泳ぐ街 | 2009年 | 油彩、キャンバス | 90.9×116.7 |