2011年8月11日(土)
夏休みキッズワークショップ「スイーツデコで絵を描こう!」
14時からの開催にそなえ、午前中から参加者を迎える準備にとりかかりました。
まずはテーブルが汚れてもいいようにシートをかぶせます。
美術館の実践的なお仕事を学びに来ている博物館実習生が大活躍。
紙皿に、ビーズやハート、星型のパーツなど、たくさんの材料を分けて入れていきます。
キラキラ光るパーツはとりわけ女の子に大人気。スイーツデコには欠かせません。
それから、おいしそうなぶどうや木苺といった果物のパーツも。
渡辺おさむさんが用意したアメやクッキー、アイスクリームもあります。
絵の具やパレットも一人ずつに置いておきます。
さぁ、参加者の小学3~6年生が集まりました。抽選で選ばれた20名です。
渡辺おさむさんを講師にむかえ、まずは館内の作品を見て回ります。
「細かいデコレーションがしてあるので、よぉ~く見てね、自分たちの作品作りのヒントになるはず。」
午前中に準備しておいた部屋に移動したら、子どもたちに作り方を説明します。
まずキャンバスに絵の具で絵を描き、
その上からさまざまなパーツやクリームでデコレーション。
クリームの絞り方も実演してみせます。
クローバーやきのこを描いています。
こちらは黄緑色の葉っぱにクリームでデコレーション!
こちらはクリームでパンダができていますよ。
果物などのパーツは、クリームを絞った上にそっとのせていきます。
出来上がったら、お互いの作品を見合いっこ。
工夫したところをそれぞれ紹介してもらいました。
みんなよく考えて、世界に2つとない作品に仕上がりましたね。
作品はケーキの箱に大事に入れてもって帰ります。
「まる一日箱に入れたまま乾くまで待ってね。
作った後でもう一度おさむさんの作品をみると、また違って見えるはずだよ。」
こうしてワークショップは無事終了。
スタッフと博物館実習生で感想を話し合いながら後片付けです。
ワークショップは準備に手間隙をかけて出来上がります。
でも終わった後で、あの時こう声掛けすればもっとよかったと思うこともしばしば。
ただ作るだけでなく、いかに創造性を引き出すか、いかにアートを好きになってもらうか、
そんなことを考えながら毎回ワークショップをつくっています。
今回の展覧会ではまだ他にワークショップの申込みを受け付けていますので
ぜひチェックしてくださいね。
清須市誕生7周年 渡辺おさむ お菓子の美術館
2012年7月7日(土)→9月30日(日)
開館時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)
観覧料:一般700円(600円)、高大生600円(500円)、小中生300円(200円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売り券はローソン(Lコード:40396)で販売
※各種障害者手帳提示者および付添人1名は無料