2014年3月13日(木)
今日は清須アートラボ最終回でした。
今回は、現在、愛知県美術館で開催中の展覧会「印象派を超えて 点描の画家たち」を鑑賞しました
鑑賞の前に、展覧会担当の副田学芸員に本展の概要や見所、「点描」についての詳しいレクチャーをしていただきました。
やわらかい口調で、難しいこともわかりやすく丁寧に説明いただいたおかげで、すっかり点描通?!になった気分
約40分間のレクチャーもあっという間でした。
副田学芸員ありがとうございました
展覧会概要や出品作家について学んだ我々は、いざ展示室へ
さすがに話題の展覧会。
平日の、しかも悪天候にもかかわらず広い展示室はお客さんでいっぱい
全体の展示構成は、「印象派の筆触」「スーラとシニャック-分割主義の誕生と展開」「ゴッホと分割主義」
「ベルギーとオランダの分割主義」「モンドリアン-究極の帰結」の5部構成。
まるで教科書のような展示は、印象派と新印象派との関係や流れがよくつかめる良質なものでした。
また、日本ではあまり見ることのできないベルギーやオランダの画家たちの作品も充実していて、
大変興味深い内容となっていました
受講生のみなさんも食い入るように鑑賞。
作品を前に自分の意見や感想を述べ合う姿も印象的でした
一年間アートラボを開講して感じたことは、みなさんとても勉強熱心だということ。
市民にこういった美術ファンが増えることを願って、来年度以降も本講座を実施していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
【開催中の展覧会】
清須市文化協会 第8回春日絵画クラブ作品展
会 期:2014年3月11日(火)~16日(日)
開館時間:10:00~19:00 (最終日は17:00まで)