Vol.99 寺本 明志 展「冒険と選択」2022年11月26日(土)~12月25日(日)
●プロフィール
寺本 明志(てらもと・あかし)
1992年神奈川県生まれ。2017年多摩美術大学大学院 博士前期課程(修士)絵画専攻油画研究領域修了。2022年個展「Patio」Bambinart Gallery(東京)、グループ展「In search of others」KOTARO NUKAGA(東京)、2人展「隣り合わせ」KATSUYA SUSUKI GALLERY(東京)、2021年2人展「犬も歩けば棒にあたる」Art space Kaikas’(神奈川)、2016年・2017年「アタミアートウィーク」熱海市街(静岡)など。現在は相模原市のスタジオArt space Kaikas’を拠点に、展示・制作を行う。
清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ審査員賞〈吉澤美香〉
●作家の言葉
冒険と選択
子供の頃の夢は、探検家だった。
目の前に一歩進むたびに、何かが起きる、そんなことを夢見ていた。
どんな動物がいて、これからどんな冒険が待っているのか 、
自然と進む先を想像し、選び、過ごしていた。
ーーー
Patio (中庭)を屋内と屋外の間にある場所として描いている。ものや動物、何か行動をする人が統一性もなく、場に存在する。
その状態はPatioの屋外/屋内における、中立的な場所の性質により、ただそこに存在することに特別な違和感がない。屋外または、屋内であるべき姿を強要しないのだ。
唯一、個々の存在をつなぐものは、Patioで起きる現象である。
光の反射や影、天候や風の強弱、水の流れや土地の状態。
散々と存在していたものが、環境による調和、または想定外の事象により紐付けられ、全て等価に、ただそれらの存在のあるがままを描くことができる。
《Patio-写真を撮られる人-》
油彩、キャンバス 181.8×227.3cm 2022年
《Patio-踊る人-》
油彩、キャンバス 162.0×130.0cm 2020年
※清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ審査員賞作品
《Patio-地図を書く人-》
油彩、キャンバス 100.0×100.0cm 2022年
《Patio-写真を撮られる人-》
油彩、キャンバス 181.8×227.3cm 2022年
《Patio-踊る人-》
油彩、キャンバス 162.0×130.0cm 2020年
※清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ審査員賞作品
《Patio-地図を書く人-》
油彩、キャンバス 100.0×100.0cm 2022年
Vol.99 寺本 明志 展 2022年11月26日(土)~12月25日(日)
Vol.100 瀨川 寛 展 2023年1月7日(土)~2月5日(日)
Vol.101 古橋 香 展 2023年2月11日(土・祝)~3月12日(日)
10:00〜19:00(入館は18:30まで)
月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
12月27日(火)~1月6日(金)
一般 200円 中学生以下無料
※20名以上の団体は1人160円
※各種障がい者手帳等提示者は無料(付添者は1人100円)
清須市はるひ美術館
関連イベント
● 寺本明志 ワークショップ 「冒険の地図とバッグをつくろう!」
寺本さんの作品を参考に、展覧会を冒険するための地図とそれを入れるバッグをつくります。
11月27日(日) 14:00~
清須市はるひ美術館
どなたでも(小学2年生以下は大人の方要同伴)
ワークショップイメージ(実際のワークショップ制作物とは異なる場合があります。)