Vol.101 古橋 香 展 点滅-Between Flickers- 2023年2月11日(土・祝)~3月12日(日)
●プロフィール
古橋 香(ふるはし・かおり)
1982年東京都生まれ。2004年筑波大学芸術専門学群美術専攻卒業。2007年筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。2022年グループ展「絵画のゆくえ2022」SOMPO美術館(東京)、2020年「シェル美術賞展2020」国立新美術館(東京)[’18]、2019年個展「泥濘の島」Viento Arts Gallery(群馬)、「中之条ビエンナーレ2019」旧第三小学校(群馬)[’15]、「FACE展2019 損保ジャパン日本興亜美術賞展」損保ジャパン日本興亜美術館(東京)、2017年「BankART Life V‐観光 Under 35 2017」BankART Studio NYK(神奈川)など。
清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞
●作家の言葉
二面性を持つ身近なものへの興味を起点に、絵画を制作しています。
分断/パラレル/共存/浮遊/穴/重力/透明性、etc. 絵は些細なニュアンスの暫定的な集合体のようなものです。
ある時期、ふと現象を描いてみようと考え、ぼやけたフェンスのようなものを主とした絵を始めました。手前に実体のないものを、奥に存在感の強い何かを置くという、ささやかな転覆の思いつきが起点でした。しかし描き始めてみれば、抽象性、象徴性、色、視覚的な重さなど、かつてよりあった問いに触れることになり、それへの応答が微妙にかたちを変えながら現在まで連なってきています。少しずつ遠くへ、指先が届くことを願って描いています。
《草色と午後、忘れること》
油彩、綿布、パネル
162.0×162.0cm 2021年
※清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞作品
《Isolated Point》
油彩、綿布、パネル
72.5×72.5cm 2021年
《Sleeping Seabirds》
油彩、アクリル、綿布、パネル
91.0×91.0cm 2022年
《Looking up/down, Crevasse》
油彩、綿布、パネル
162.0×130.0cm 2022年
《草色と午後、忘れること》
油彩、綿布、パネル 162.0×162.0cm 2021年
※清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞作品
《Isolated Point》
油彩、綿布、パネル 72.5×72.5cm 2021年
《Sleeping Seabirds》
油彩、アクリル、綿布、パネル 91.0×91.0cm 2022年
《Looking up/down, Crevasse》
油彩、綿布、パネル 162.0×130.0cm 2022年
Vol.99 寺本 明志 展 2022年11月26日(土)~12月25日(日)
Vol.100 瀨川 寛 展 2023年1月7日(土)~2月5日(日)
Vol.101 古橋 香 展 2023年2月11日(土・祝)~3月12日(日)
10:00〜19:00(入館は18:30まで)
月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
12月27日(火)~1月6日(金)
一般 200円 中学生以下無料
※20名以上の団体は1人160円
※各種障がい者手帳等提示者は無料(付添者は1人100円)
清須市はるひ美術館
関連イベント
● クロストーク
古橋香×鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長、清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ審査員)
2月11日(土・祝) 14:00~15:00
清須市はるひ美術館
不要