28. 9月 2013 · 第12回館長アートトーク はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年9月28日(土)

 

毎月恒例となった、館長アートトークの第12回目。

と、言うことは…?そう、館長アートトークを始めて丸1年がたちました!

今では、月に一度のこの会を楽しみに、毎回かかさず来てくださるメンバーもいます。

 

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肩肘張らない、見どころをぎゅっと凝縮した小気味よいトークが館長の持ち味

今回は「アンディ・ウォーホルとアメリカンポップアート」と題して語りました。

その内容を一部ご紹介しましょう。

 

「ポップアート」は、「ポピュラーな(人気の)アート」の略で、1960年代に爆発的な人気を博しました。

 

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ポップアートのキーワードは、戦後アメリカが体現した大量消費社会をそのまま映し出す言葉ばかりです。

通俗的、一過性、消耗品、安価、大量生産、セクシー、見掛け倒し…。

 

長い歴史と文化の厚みをもつヨーロッパとは違う、

新興国アメリカならではの身軽さ、大衆の力、経済力を武器にして、

今までにない日常的なもの、安価なものをアートの対象としていきました。

 

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アンディ・ウォーホルはその代表格。

マリリン・モンローやエルビスプレスリーなど、有名人を題材にした作品を多く制作しています。

また、コカ・コーラやキャンベル・スープといった、

スーパーに大量に売られている商品も好んで取り上げました。

しかも、シルクスクリーン(版画の一種)という、大量生産が可能な方法で。

 

有名人やコカ・コーラなどは、誰でもが知っていて、たくさんの人が大好きなものですよね。

それらを題材に選ぶのは、より多くの人に売れるものを作るという、まさに資本主義的な戦略です。

こんな発想、かつては芸術の世界にはないものでした。

 

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ウォーホルは、日本のビデオテープのTVコマーシャルにも登場したことがあります。

ウォーホル自身、消費社会のアイコンとしても機能していたんですね。

 

ポップアートとデザインはとても密接に結びついています。

そもそも、デザイナーがデザインしたコカ・コーラの瓶やキャンベルスープのラベルを

アートに取り入れたのがポップアート。

そして、ポップアートの画面構成の分かりやすさ、強烈な色使い、大衆に訴える力などを、

逆に今度はデザイナーが取り込んでいきました。

↓下の写真にあるように、グラフィックデザイナーや画家として一世を風靡した横尾忠則などはその好例。

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60年代、アメリカで花開いたポップアートの波は日本にも押し寄せ、大流行しました。

当時デザイナーとしてその勢いを肌で感じてきた館長だからこその、熱いトークとなりました。

 

 

次回は10月26日(土) 16:00~17:00  清須市立図書館2F研修室

「赤瀬川源平とハイレッドセンター、赤瀬川源平の言葉の力。」

ぜひお楽しみに!

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休  館  日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

〈インターネット入館割引券〉

 

20. 9月 2013 · 第6回アートサポーター はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年9月20日(金)

 

今日は月に一度のアートサポーターの日。

いつものように、最近おとずれた展覧会を紹介してもらい、情報交換します

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それから担当学芸員が次回展覧会の内容をお話し、

みなさんに刷り上ったチラシを見てもらいました

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次回の企画展は「歌舞伎 | 変身」

歌舞伎の奥深い世界を、「変身」をキーワードに見ていこうというユニークな展覧会です。

そこで、チラシのメインビジュアルに使った作品も、一風変わっています

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役者が丸い鏡台の前に座っています。

その左側には、歌舞伎に登場する様々な役のかつらが並んでいます。

そう、舞台に立つ前に、かつらをつけ、化粧をして準備する場面

これからまさに「変身」して役に扮するところですね

それを、着せ替え人形のようにして、

役者のかつらを取り替えて遊ぶことができる錦絵なのです。

 

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他にどんなものを展示するのか、サポーターのみなさんには一足先にご披露しちゃいます。

上の写真では、担当学芸員が「隈取」の本を広げてみなさんに見せています

今回の展覧会では、御園座所蔵の隈取を数点展示予定のため、

ちょっとだけ、隈取についてのお話をしました

 

「隈取」とは歌舞伎独特の化粧のことで、赤色や藍色系統の線が顔に描かれます。

赤い筋はスーパーマン的な英雄を、黒や藍色の筋は悪者を表したり、

役柄によって線の太さや数などもかわります

 

こんなふうに、化粧ひとつとっても見る者にさまざまな楽しみを与えてくれる歌舞伎。

本当に奥が深いのです

今回の展覧会は、歌舞伎初心者の方に是非見ていただきたい内容となっています。

歌舞伎は難しいから・・・と敬遠されていた方にこそ、足を運んでいただきたい

歌舞伎の面白さの一旦に触れていただきたい

そんな熱い思いを、延々とサポーターのみなさんに語った担当学芸員でした

 

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随分長く話し込んでしまったので、いつものようにブレイクタイム

休憩の後は、歌舞伎展関連のトークイベントチラシのデザイン案を見ながら、

さまざまな意見を出し合いました。

 

みなさん、いつも的確なご意見ありがとうございます!

展覧会オープンまであと少し、がんばります

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休  館  日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

〈インターネット入館割引券〉

 

 

 

 

 

16. 9月 2013 · 三輪哲スペシャルトーク「親子で楽しむ絵本の魅力」 はコメントを受け付けていません · Categories: リサとガスパール&ペネロペ展, 展覧会

2013年9月16日(月)

 

今日は「リサとガスパール&ペネロペ展」関連イベントとして、

絵本にまつわる、スペシャルトークを開催しました。

 

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お話くださったのは、日本で初めて子どもの本専門店「メルヘンハウス」を

名古屋に設立された三輪哲(みわ・てつ)さん。

お店を立ち上げたのが1973年だったので、今年でなんと、まる40年

現在も多くの人たちに愛され続けているお店です。

 

今日は、たくさんの絵本を実際に示しながらお話が進みました。

 

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客席にはお子さんもちらほら。

三輪さんは、子どもたちに読み聞かせをするように語りかける場面も。

子どもは身を乗り出すように聞いていました。 

 

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三輪さんは、まだ「読み聞かせ」という言葉もなかった時代に、

お店にやってくる子どもを捕まえては「本を読んであげるよ」といって

絵本の世界にいざなっていたそうです。

 

そうして、子どもの反応を観察することからすべてが始まっています。

いい絵本は、子どもの素直な反応で分かるんだそう。

 

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長年、直に子どもと絵本に関わってきた経験から、

子どもの高い観察力や想像力に驚かされた豊富なエピソードが飛び出します。

 

何度も何度も同じ絵本を読んでとせがむ子ども。

読むたびに、あるページをじ~っくり見つめる子ども。

絵本の主人公になりきっている子ども。

子どもは全身全霊をかけて絵本を見ています。

そんな子どもたちに、いい加減な本は渡せないんです。

 

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子どもは、絵本をパスポートに、日常から非日常へと旅します。

だから絵本は、現実の生活に役に立つかどうかではなく、

子どもの琴線に触れ、想像力を豊かにはぐくむかどうかで選んでほしい。

子どもが心から喜ぶ本を読ませてあげてほしい。

 

三輪さんは終始その軽妙なトークで場を和ませ、リアルな体験談で聴衆をひきつけていました。

ユーモラスな中にも、芯の通った、大事な話を聞かせてもらい、

改めて、幼少期に出会う絵本の大切さを感じたひと時でした。

 

現在開催中の「リサとガスパール&ペネロペ展」では、

お父さん・お母さんが、子どもに絵本を読み聞かせている場面をよく見かけます。

 

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こうして、子どもたちが絵本を通して想像力の羽を思いっきり伸ばし、

はばたいていってくれますように。 

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休  館  日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

〈インターネット入館割引券〉

 

 

 

 

 

14. 9月 2013 · 傑作ぬりえ、発表します はコメントを受け付けていません · Categories: リサとガスパール&ペネロペ展, 展覧会

2013年9月14日(土)

 

「リサとガスパール&ペネロペ展」では、

2階オープン展示スペースにて、常時ぬりえやおり紙が楽しめます。

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今日は、完成したぬりえの中から、

最近の傑作をご紹介することにしましょう。

 

オリジナルのぬりえは7数種類ほどご用意しています。

まずはリサとガスパールから。

 

〈クッキング〉

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お料理は、とりわけ女性たちの想像力を刺激するのでしょうか、傑作が多いです。

背景をレンガにしたり、前衛的な色使いでぬり分けたり、

作った料理が緻密に描かれているものもあって、見ごたえがあります。

 

〈プール/海水浴〉

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左はリサのビキニ姿がカワイイ ガスパールには右手が描き加えられていて、ちゃっかりカキ氷をもっています!

右は水の中でしょうか。光を受けた水が幻想的な力作ですね~。

 

〈海水浴(?) 日焼け〉

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この図柄は、水着やシートに細かい柄があって、カラフルな作品に仕上がることが多いようです。

左はびっしりと草を描いていて、なんとも気持ちよさそう。

中央はたくみに陰が描かれていて、リサとガスパールが立体的に見えます。

右は二人が帽子をかぶった姿も描いてくれています。

 

〈ローラーブレード〉

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これは色鉛筆を使いこなすのがとびきりうまい上級者でしょう!

色の重なりがとっても綺麗。つい見入ってしまいますね。

 

次はペネロペのご紹介です。

 

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これは一番人気の図柄。初めてぬりえをする小さいお子様から大人まで、誰もが楽しめる1枚です。

2点とも、目の覚めるような鮮やかな色合いにひかれました。

 

 

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靴下をはこうとしているペネロペ。想像力でおぎなって、

お花畑になっていたり、お部屋のインテリアが描きこまれていたり、楽しいですね。

 

ペネロペは青色。

一口に青と言っても、当館では水色から紺に近い青まで、何種類もの青い色鉛筆を揃えています。

それらをお好みに合わせて使い分けてみるのも一興ですよ。

 

 

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

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08. 9月 2013 · リサとガスパールが美術館にやってくる&撮影会 はコメントを受け付けていません · Categories: リサとガスパール&ペネロペ展, 展覧会

2013年9月8日(日)

 

今日はリサとガスパールの着ぐるみイベント目白押し。

11時からの「みんなあつまれ!!リサとガスパールが美術館にやってくる」の

席を確保しようと、朝から整理券を求める長蛇の列ができました。

 

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会場の2階オープン展示スペースは、あっという間に小さなお子様を連れたご家族でいっぱいに。

「リサとガスパールのかわいい姿が見たい

みんな二人の登場を、今か今かと待ちます。

 

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開始前に、定員100名を超えて、立ち見の方が続出しました。

せっかくなら、原画だけでなく、リサとガスパールの動く姿が見たいと思いますよね。

 

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いよいよリサとガスパールの登場です。

手を振りながら、よちよち歩く二人のかわいらしさは、なんとも言えません。

会場は歓声に沸き、一気にテンションが上がります。

 

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最後に、ジャンケンゲームで勝ち残ったお子さんに、ちょっとしたグッズをプレゼント。

ふわふわのリサとガスパールと握手もできて、大満足です。

 

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この日、美術館前の公園には、カキ氷を売る移動販売車がやってきました。

着ぐるみイベントを開催する日には、必ずこうしてのどを潤すカキ氷や飲み物等が販売されています。

 

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午前中に降った雨は、午後から止みました。

夏の猛暑にしおれ気味だった芝生も、息を吹き返したように青々しています。

 

午後はリサとガスパールの着ぐるみとの撮影会。

30分前から整理券を配布すると、あっという間に20組分がなくなりました。

大人気の着ぐるみイベントは、会期中にあと1回のみ開催します。

 

「リサとガスパール撮影会」

9月21日(土) 11:00~/13:30~/15:00~

※各回30分前から整理券配布 限定20組 カメラ持参

 

ぜひこのラストチャンスをご利用ください。

 

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

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07. 9月 2013 · 第3回清須キッズアートラボ はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年9月7日(土)

 

昨日は毎年恒例の清須キッズアートラボ「キャンパス探検!」でした

今年も元気いっぱいのメンバーがドキドキ、ワクワク、初めての芸術大学へ行ってきました。

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めがねと髭がトレードマークの版画コースの西村先生

今年もよろしくお願いします。

版画コースの部屋には、なにやら見慣れないものばかり・・・?!みんな興味津々

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今日は銅版画のドライポイントとエッチングという技法に挑戦!

小さいサイズと大きいサイズの2種類に分けて作ります。

技法や材料の説明の後、先生がおもむろに取り出したのは絵本?!

 

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『パトカーとピーすけ』という絵本の朗読がはじまりました

みんな先生の素敵な朗読に釘付け状態

主人公の男の子が、小学生になってからあまり大事にしなくなったおもちゃのパトカーとピーすけを

公園へ置き去りにして帰ってしまい、二人は力を合わせて男の子の家まで力を合わせてたどりつく。

その後、男の子は戻ってきたおもちゃを再び大事にする、というおはなし

 

今回の版画では、みんながむかし大好きだったものと、いま大好きなものをテーマにしました。

大きな版にはむかし大好きだったもの。小さな版にはいま大好きなものを描きます。

 

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白紙にそれぞれの大好きなものを下書きし、銅板へ本書きします

大きな版は「ドライポイント」という技法で作ります。

これは、ニードル等で版面を引っかいて描画し、そこにできた溝にインクを詰めて、

プレス機で紙に転写します。

 

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一方、小さな版は「エッチング」と呼ばれる技法で制作しました。

こちらは、写真左のようにまず銅板の表面をグランドと呼ばれる描画用の防触剤で覆い、

その上をニードルで描画し腐食液に浸けると描画した部分が腐食されます。

そこで現れた腐刻線にインクを詰め、プレス機で紙に転写します。

 

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インクを詰める作業や、余分のインクを拭き取る作業などどれも意外に力のいることばかり

大学院生や助手のお姉さんたちにお手伝いしていただきながら、

みんなとっておきの一枚を完成するために一生懸命取り組みました

 

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さあ、いよいよプレス機に版をのせて、慎重に紙の位置も決めます。

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みんなの背丈くらいのハンドルをがんばってまわす姿が印象的でした。

これ、見かけ以上にまわすのが大変なんですよ

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おっ!かわいいのができましたね

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後片付けもしっかりやりました

 

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最後に版画のサインの入れ方やエディション番号のルールについて教えていただきました。

今日は一人2枚ずつ印刷したので、エディション番号は1/2、2/2と入れました。

自分の名前はローマ字でかっこよく書けましたね

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全員で、はいチーズ

 

2種類の銅板画の技法を一度に体験し、その出来上がりの違いも比較することができ、

版画の面白さを体験することができました。

そして何よりも、作品を作ることで大好きなものへ思いを馳せ

新たに大切な思い出と作品を手にすることができた、かけがえのない一日となりましたね

西村先生、名芸のみなさん、ありがとうございました

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

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04. 9月 2013 · 学芸員実習最終日 展覧会を企画しました! はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年9月4日(木)

 

計8日間の博物館実習も、いよいよ今日が最終日。

実習の集大成として、実習生5人には、最後に大きな宿題を課していました。

それは、清須市はるひ美術館の展示室を使った展覧会をそれぞれ1つ企画し、発表すること

 

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↑ 発表前の最終準備をする実習生たち

 

どんなジャンルの展示でも。それぞれの専門分野に関連させた企画も大歓迎です。

でも、押さえておきたいポイントはいくつかあります。

 

・どうしてその展覧会をここで開催するのか

・具体的な展示作品はなにか

・展示内容から、どのような来館者層を想定し会期を設定するか

・人をひきつける展覧会タイトルはなにか

・関連イベントはなにをするか

これらを考え合わせて、展覧会の全体像をプレゼンしてもらいます。

 

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ポイントは5つですが、実際に考えるとなるとこれは大変な作業です。

企画を立案するには、これまでの美術館体験、読書体験、専門分野の研究、

もっと言えば、日ごろの問題意識や人生経験などを総動員する必要があるからです。

 

実習中にお話した、当館での展覧会ができるまでのお話や、

体験したイベント補助の経験が、少しは役にたつかもしれませんね。

 

さぁ、いよいよ発表です みんな緊張の面持ち。

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こちらは、展示室の見取り図を拡大したものに展示プランを書き込んで、

お客さんがどのような順番でどんな作品を見るかを説明しています。

アニメーションの展示だったので、モニターで動画も示してくれました。

 

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こちらは、展示室の立体模型を作って説明。

これだと、入口に立った時に、どの作品が見えるかもよりはっきり分かりますね。

彼女は、実際に自分が美術館に行った時の「分からない」という感想から、

お客さんに少しでも「分かった!」と思ってもらえるような展示をしたいとの思いで、

「怖い絵」という明確なテーマをかかげ、説明文を充実させる方向性を打ち出しました。

 

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こちらは、オーストリアの画家・建築家フンデルトヴァッサーを取り上げました。

フンデルトヴァッサーは自然を愛し、自然界にある曲線や渦巻きをモチーフに制作をした人。

清須市はるひ美術館の、自然に囲まれた建物の雰囲気から着想したそうです。

図版を見せながら、作品説明をしてくれました。

 

ここにご紹介できないのは残念ですが、

他にも、それぞれに思い入れのある作家や作品をテーマにした展覧会が披露されました。

 

学生さんたちはこれまで、(当然ですが)お客さんとして美術館の展覧会を見ていたはず。

それが、今回の発表で、展覧会を企画・運営する側から、

魅力的な計画を立てることの難しさと面白さを感じてもらえたのではないでしょうか。

 

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最後に、博物館実習で学んだこと、感じたことを書いた実習記録を完成させます。

実習生たちはそのみずみずしい感性で吸収した様々なことを、

こんなにぎっしり書き込んでいました。

 

実習生たちの熱意と真剣さに、私たちもエネルギーをもらいながら、

改めて美術館の仕事を見つめる7日間となりました。

 

今後皆さんはそれぞれの道を歩んでいかれることでしょう。

どんなかたちであっても、当館での経験がいきることがあれば嬉しいです。

実習が終わっても、気軽に遊びに来てくださいね!

 

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

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03. 9月 2013 · 中野彩愛さんの銅版画(図書館たたみコーナー) はコメントを受け付けていません · Categories: その他

2013年9月3日(火)

 

現在、美術館となりの清須市立図書館たたみコーナーでは、

名古屋芸術大学 美術学部 大学院2年生 中野彩愛(さえ)さんの作品を展示中です。

 

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四畳半のスペースに、4点の銅版画がイーゼルに乗せられています。

白い紙に黒のインクで描かれた、不思議な世界。

不定形な線が、伸びたり縮んだり、うごめきながら空間を漂っているかのようです。

 

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作品に添えられた、作者の言葉を以下にご紹介しましょう。

 

「時間の流れること、気になることができた時、好きなものが分かった瞬間、

わたしは〈言葉がおちる〉と言います。

私の中に、とけて、沈んで、しみこむ感覚があるから、そうやって言うのです。

スッと音がしない感じで、心の中に入ります。

なぜ言葉なのかと言うと、〈言葉がおちる〉ってリズムが良いからです。

おちたものたちは、私のなかにあります。

絵を描く時に、おちたものたちを探します。

それらの形や色や空間を見つけて描いています。」

 

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作者の日常の光景や体験、心の動きなどが少しずつ静かに身体に堆積し、

それが手を動かしている時に、形となって結晶化する、そういうことでしょうか。

 

4点の作品に付けられたタイトルを読むと、

言葉にしがたい混沌とした世界が広がっています。

 

・青い花にそそぐグレーの紅茶を

・春和の日をやぶるフロートガーデン

・on the night

・in time

 

作者にとっては、自分の奥深くにしみ込ませ、

ある種の手ごたえをもってつかんでいる感覚を表しているのでしょう。

 

そうしたことを考えながら、決して明確には形や意味を成さない線と言葉に、

身をゆだねてみるのもいいのではないでしょうか。

今週中までの展示となります。

 

 

 

 

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31. 8月 2013 · 実習生 ギャラリートークに挑戦! はコメントを受け付けていません · Categories: リサとガスパール&ペネロペ展, 展覧会, 教育普及

2013年8月30日(金)

 

博物館実習生5人。県内の大学4年生たちが、

現場で美術館全体の運営を学んだり、学芸員の仕事を体験したりしています。

 

先日は、一人ずつ展覧会の解説にトライしました。

一般のお客様のいる展示室で、実際の作品に囲まれてのギャラリートークです。

初めてのことに、少々緊張の面持ちの実習生たち。

 

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持ち時間はだいたい15~20分程度。この間に、要点を絞ってお話しなければなりません。

 

何歳ぐらいの、どういうお客様に対してお話しするのか、

どういう順番で、どの作品を選んでご案内するのか、

その作品のどの部分に注目するのか。

そのやり方は、それぞれにゆだね考えてもらいました。

 

マニュアルなどはありませんので、さぞ戸惑ったことでしょう。

 

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実習生たちは、リサとガスパール、ペネロペシリーズやその作者についてそれぞれ調べ、

解説するポイントをぎっしりノートに書いて挑みました。

真剣そのもの。気迫が伝わってきます。

 

絵本を読み込んで、ストーリーの面白さを紹介したり、

原画をよく見て、配色のすばらしさを指摘したり、

大人ではなく、小学生に語りかけるように話したり、

それぞれに工夫が凝らされていました。

 

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人前に立つとどうしても緊張して、シミュレーションどおりにはいかないものです。

終わった後で、あの時はこう言えばよかったのに、と悔しい思いもあったでしょう。

 

でも、みんな一生懸命伝えたいという姿勢で、持ち味を生かしてやりきりました。

すばらしい!

 

一人ずつ解説し終わったあとは、お互いに、よかった点と、改善点とを出し合いました。

みんなよく観察していて、的確な指摘をします。

それに、人のやり方を見て、いいところをすぐに取り入れられていました。

 

作品解説は、基本は他人と会話すること。

相手に合わせて、声のトーンも変われば、言葉の使い方だって変わります。

 

けれど基本的には、

・客観的な事実と、個人的意見とを自分の中で分けておく。

・相手が理解できているかどうか確認しながら進める。

・自分が感動した点を、他の人に伝える。

これらができれば、お客さまも安心し、興味をもって聞いてくださるのではないでしょうか。

 

ちなみに、私はまだ毎回試行錯誤しながらやっています。

経験を重ねることが、上達へのなによりの道なのかもしれません。

 

 

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

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29. 8月 2013 · 第5回清須アートサポーター はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年8月29日(木)

 

今日は、月に一度清須アートサポーターのみなさんが集まる活動日。

 

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いつものように、最近出かけた展覧会の情報交換から始めました。

 

ここ1ヶ月は記録的な猛暑のため、外出がままならない日が続いたのですが、

それでも、箱根まで行ってきたよと報告してくれる方もいました。

出かけた先の美術館で、清須市はるひ美術館のチラシを見つけて嬉しかったと。

ラックにたくさんのチラシが掲出されている中で、ほんの少し端が見えていただけだったけれど、

すぐに、うちのチラシだって分かったんだそうです。

 

サポーターの皆さん、外出先でもそうやって気にかけてくれてるんですねっ。

いっしょにはるひ美術館を盛り上げましょう!

 

ひとしきりお話した後は、作業に移りました。

二手に分かれて、チラシ送付作業と額磨き作業です。

 

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↑ こちらはチラシ送付作業。

今年度後期の、高北幸矢館長アートトークのスケジュールが分かるチラシと、

秋の企画展「歌舞伎 | 変身」のチラシ送付が控えているので、その準備です。

封筒の大きさは3種類。適した大きさの封筒に、それぞれ間違いなく、宛名ラベルを貼っていきます。

 

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↑ こちらは額磨き作業。

展示で使った額は、どうしても手垢やほこりで汚れてしまうもの。

1つずつ、箱から出して、ガラスの表と裏をふいて、きれいにします。

100個ほどの額を、汗をかきながら一生懸命磨いてくれました。

こうしておくと、次回使う時にスムーズで、気持ちいいですよね。

 

どちらも人手があると大助かり。

 

休憩時間には、紅茶を入れて一息つきました。

Kさんが持ってきてくれた新鮮なレモンのスライスを浮かべると、

いつもの庶民的なお茶が、高級レモンティーにはや変わり

さわやかな香りも、みんなの疲れをいやしてくれました。

また次ももってきてね! みんなから熱いリクエストが寄せられていました。

 

アートサポーターの皆さんは、この全体の活動日のほかにも、

開催中の「リサとガスパール&ペネロペ展」のイベントを支えてくれています。

その様子はまたこのブログでお話ししていきますね。

 

 

 

 

【開催中の展覧会】

「リサとガスパール&ペネロペ展」

会   期:2013年7月6日(土)~9月29日(日)

開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休  館  日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

〈インターネット入館割引券〉

 

 

 

 

 

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