16. 3月 2013 · 第6回館長アートトーク はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年3月16日(土)

 

今年度最後の館長アートトーク。

今回から美術館隣りの清須市立図書館研修室で開催です

第6回のテーマは「ファッションデザインはアートか?デザインとアートの交差点」

という、興味深いタイトル

 

 

森英恵、山本耀司、高田健三、三宅一生、川久保玲そしてヴィヴィアン・ウエストウッド。

70年代から現在までのファッション界をリードしてきたデザイナーの仕事を

「アート」と関連づけながらの60分間のトーク

 

 

かっこいいファッションショーの画像を何枚も 使いながら、「着るための服」ではなく「見せるための服」、

すなわち「アートとしての服」を展開してきたデザイナーの仕事(=作品)についての説明でした

 

ファッションフォトもかっこいいですね。

写真ひとつをとってみても、そこにはアートの要素が十分に含まれています。

 

 

コム デ ギャルソン(川久保玲)やヴィヴィアン・ウエストウッドは、

私の世代にとっては、高校生の頃まさに流行し憧れのブランドだっただけに、

「アート」という観点からの話はとても興味深かったです。

 

コム デ ギャルソンが黒を流行らせた話や、ヴィヴィアン・ウエストウッドが歩けない靴を作った話など、

それぞれのブランドの個性と意志がアートと強く結びつく点が印象的でした

 

トーク終了後、熱心に質問されている方もいらっしゃいました。

トーク後の質問&雑談はとっても重要!参加者のみなさん、どんどん質問してくださいね

 

そして、最後に来年度前半のスケジュールを配布しました。

とてもきれいなグリーンのチラシ

春っぽく、そして目立つように・・・という館長のアイデア。

アートトークチラシ2013前期←こちらからダウンロードできます。

館長アートトークは半期ずつ予定を組んでチラシやHPでお知らせしていきます。

 

次回予告

第7回 テーマ:上村松園、上村松篁、上村淳之三代の日本画家。

日 時:4月27日(土) 16:00-17:00

場 所:清須市立図書館研修室(清須市はるひ美術館隣り)

参加費:無料

申込方法:前日までに美術館へTELかFAXにて要予約

 

みなさまのご参加心よりお待ちしております

 

 

【開催中の展覧会】

清須市文化協会 おしばなサークルしんかわ あまだ押花教室合同作品展

会期:2012年3月5日[火]~2013年3月17日[日]

時間:10:00~17:00 (初日は13:00より開館、最終日は15:00まで)

会場:清須市はるひ美術館 展示室1

 

清須市文化協会 春日絵画クラブ

会期:2012年3月12日[火]~2013年3月17日[日]

時間:10:00~18:00 (初日は13:00より開館、最終日は16:00まで)

会場:清須市はるひ美術館 展示室2

 

 

 

 

14. 3月 2013 · 第10回清須アートサポーター はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年3月14日(木)

 

今年度最後の清須アートサポーターの活動は、

日頃サポーターの集まりで使っている部屋の大掃除

 

入口にある下駄箱や窓ガラスは汚れがとても目立っていましたね。

みなさん、やる気十分

 

 

室内も掃除機や雑巾でピカピカ

みんなでやるとあっという間にきれいになりました!

大掃除終了後はしばし休憩・・・・

 

休憩後には次なる仕事です

 

4月12日(金)から始まる「清須ゆかりの作家 加藤正音展」チラシ発送作業です。

みなさん慣れた手つきで、てきぱきと仕事をこなしていましたね

 

サポーターのみなさんは、この一年間さまざまな場面で、

私たち美術館職員を支えてくださっていました。

いつも本当にありがとうございます。引き続き、よろしくお願いします

 

来年度以降、サポーター企画もいろいろと考えていますのでお楽しみに

 

 

【開催中の展覧会】

清須市文化協会 おしばなサークルしんかわ あまだ押花教室合同作品展

会期:2012年3月5日[火]~2013年3月17日[日]

時間:10:00~17:00 (初日は13:00より開館、最終日は15:00まで)

会場:清須市はるひ美術館 展示室1

 

清須市文化協会 春日絵画クラブ

会期:2012年3月12日[火]~2013年3月17日[日]

時間:10:00~18:00 (初日は13:00より開館、最終日は16:00まで)

会場:清須市はるひ美術館 展示室2

 

 

 

 

23. 2月 2013 · 第5回館長アートトーク はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年2月23日(土)

 

今月の館長アートトークはいつもと場所をかえての開催でした。

というのも、だんだん日が長くなってきて、2階オープン展示スペースでは

明るすぎて画像が見えにくいため。美術の勉強は画像がとても重要ですからね

(※写真では色がとんでいますが、実際はとてもきれいに見れました

 

今回のテーマは「尾形光琳と華麗なる琳派」。

回を重ねるごとに参加者は多くなってきていて、今回は過去最高の参加者数

ありがとうございます

 

 

《紅白梅図屏風》や《燕子花図屏風》など、光琳の代表作を取り上げながら、

その魅力に迫るトークでした

《紅白梅図屏風》は一般的に4面をフラットに見る機会が多いのですが、

実際はこのように見られていたのです、ということでミニチュア版を作って披露していました

作品が本来どのような空間にあり、どのような機能をもっていたのか。

少しでもその感覚を知ってもらいたいという館長の熱い思いが伝わってきました

 

 

「琳派」ということで、酒井抱一や鈴木基一なども取り上げ、

館長の視点で鋭く切り込む作品や作家紹介でした

 

 

そして、最後に日本のデザイナーがいかに琳派から影響を受けているのか、

というところまで話は進みました。

このあたりは、デザイナーである館長ならではのおもしろい視点でした

 

参加者はすっかり館長のトークに引き込まれ、笑いもあり、メモを取る人もありの

今回も充実したトークでしたね

 

次回、第6回が今年度最終回となります。

タイトルは、「ファッションデザインはアートか?デザインとアートの交差点。」

琳派の次はファッション?!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

この振れ幅の大きさが当館館長アートトークの特徴なのです

次回も多数のご参加お待ちしております。

 

 

【開催中の展覧会】

第4回友好姉妹提携都市 清須市・ヘレス市子ども絵画交換事業子ども絵画展

会期:2012年2月20日[水]~2013年2月24日[日]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

 

 

21. 2月 2013 · 第10回清須アートラボ はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013月2月21日(木)

 

今年度最後の清須アートラボです。

この一年で受講生同士もずいぶん打ち解け合い、毎回とってもにぎやかです

 

最終回は一年間学習してきた成果をみる「清須アートラボ検定」を実施しました

学生時代を思い出した!という声もちらほら。

社会人になると「テスト」からは遠ざかり、その緊張感や不安感なども忘れてしまいますが、

清須アートラボでは毎年、最終回に美術史の検定を実施しています

一年間熱心に受講してくださったみなさんには、それほど難しい内容ではなかったはず

 

 

アートラボ検定終了後は解説を聞きながら自己採点です。

これまで使用したテキストも参考にしながら、一問一問確認していきます。

「あー!そうだった〜!!」「そんなのもあったわね〜」

などなど、採点時間が一番盛り上がりましたね

 

ちなみに、↑コレが問題用紙と回答用紙です。われわれ学芸員が作成しました

 

このように楽しみながら少しずつ知識を蓄積していければ、

美術鑑賞もより充実したものになることでしょう。

アートラボのみなさん、一年間おつかれさまでした!

今まで以上に美術を楽しんでもらえれば嬉しいです

 

さて、実は今日は検定試験後、清須アートサポーターの活動紹介も実施しました。

清須アートサポーターとは、当館の運営をサポートしたり、美術館を盛り上げよう!と、

がんばってくださっているみなさんの集まりで、今年度から発足しました。

 

こんなかんじで、この一年間アートサポーターのみなさんが取り組んで来たことを、

画像も交えて発表していただきました

実はアートサポーターのみなさんも、一年前はアートラボのメンバーとして、

美術の勉強をしたり鑑賞をしたりしていました。

その後アートサポーターとなり、運営側の視点で美術館と関わってくださるようになったのです。

 

 

 

サポーターの笑顔と熱心さを見て、嬉しく思うのと同時に、とても頼もしくも感じました

清須市はるひ美術館を今以上に充実した美術館にするには、

学芸員や美術館スタッフの力だけでなく、美術館を愛してくださる利用者のみなさんの力が

とても重要だと改めて感じました。

 

アートラボのみなさんにもアートサポーター入会を呼びかけました。

来年度から、是非一緒に当館を盛り上げていきましょう

 

 

【開催中の展覧会】

第4回友好姉妹提携都市 清須市・ヘレス市子ども絵画交換事業子ども絵画展

会期:2012年2月20日[水]~2013年2月24日[日]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

 

 

 

 

14. 2月 2013 · 第11回清須アートサポーター はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年2月14日(木)

 

今月もアートサポーターの活動日がやってきました

今回は、来週最終回を迎える「清須アートラボ」の受講生へ、

アートサポーターの活動紹介をするための準備をすることになりました

引き続き清須市はるひ美術館に関わってもらえるよう、アートサポーターのメンバーたちが、

アートラボの受講生を勧誘するのです

 

まずは一年間を振り返り、どんな内容で話を進めていこうか意見交換です。

画像もあったほうがいい、ということで一年間撮りためた活動記録を確認

 

続いて読み原稿の作成です

一年間さまざまな活動をしてきたので、それぞれの担当者を決め、

話したい内容をコンパクトにまとめています。

みなさん真剣ですね~

 

ひととおり準備が整った頃に、今日は素敵なサプライズがありました

出産でお休みしていたメンバーの一人が赤ちゃんを連れて顔を出してくれました!

みんなに可愛がられて幸せそうな赤ちゃん

近い将来、当館のキッズサポーターになってもらいたいですね!!

 

さてさて、休憩を挟んだ後は前回話題にあがった、

「清須市はるひ美術館スタンプカード」についての話し合い。

今年度、アートサポーターは美術館周辺ランチマップを完成させてくれました

これは、来館された方にとっても好評で大活躍しています。

当館を盛り上げるため、サポーターのメンバーたちが次に考え出したのが、「スタンプカード」というわけです。

メンバーの一人が「こんなのどうかな?」と、作ってきてくれました

 

形、大きさ、内容など、いろいろ意見が出ましたね。

もっと多くの人が当館を利用してくださるよう、魅力的なスタンプカードを作っていきましょう

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

 

 

 

24. 1月 2013 · 第9回清須アートラボ はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年1月24日(木)

 

今回の清須アートラボはミュージアム鑑賞ツアー。

愛知県美術館「クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」展へ行ってきました

当館館長アートトークでも事前学習済みのメンバーでしたが、

さらに!今日は本展担当学芸員の森美樹さんに30~40分程度レクチャールームで

詳しい解説をしていただきました

 

展覧会全体の構成や、みどころ、クリムトやウィーンについて、さすが担当学芸員さん。

とってもわかりやすく、勉強になりました

森さんありがとうございました

 

レクチャー後、いよいよ会場へ!

 

清須アートラボのみなさんは、もう釘付けでしたね

展示はさまざまな細かい工夫が凝らしてあり、解説も丁寧で、

じっくり見ていたら2時間ほどかかってしまいました

 

 

物議を醸したウィーン大学講堂に設置されるはずだった天井画の写真です

「哲学」「医学」「法学」というテーマで描かれたうちの、こちらは「哲学」です。

この天井画にまつわるエピソードもさきほどのレクチャーでお話いただいていたため、

メンバーのみなさんもひときわ関心を寄せていた様子です

本物はすでに焼失してしまい現存していません。

でも、写真とはいえその質の高さは十分に伝わる圧巻の展示でした

 

今回のミュージアム鑑賞ツアーも充実したものでしたね。

次回アートラボはいよいよ最終回

「清須アートラボ検定試験」を実施します

みなさん一年間の勉強の成果を発揮してくださいね!!

 

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

 

 

19. 1月 2013 · 第4回 館長アートトーク はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年1月19日(土)

 

大好評の館長アートトーク、本日で第4回目が終了しました。

今回は、愛知県美術館で開催中のクリムト展に合わせて、

当初の予定を変更し「ウィーンの憂鬱、クリムトの魅惑。ハプスブルク家とオーストリア。」

というテーマで開催しました

 

そのようなわけで、まずはクリムト展をすでに鑑賞された方チェックです

意外に少ない?!

館長アートトークを聞いてから行こうと考えていらっしゃる方が多かったようです。

さすが皆さん、勉強熱心ですね

 

 

まずは、いつものように作家の基本情報から。

クリムトの生涯をざっと解説しながら、その人生の中で起きた重要な出来事や、

ターニングポイント、影響関係等々。

作品を見ているだけでは解らない裏話が次から次へと出てきます

 

 

この黒い長方形の紙は何でしょう?穴も空いていますね

これは、クリムトの風景画と深い関係があります。

しかも、館長のお手製だそうです

愛知県美術館で配布されている鑑賞の手引きにも載っていましたが、

クリムトは風景画を描くときにこのような道具を使用したそうです。

この穴から見えた風景をキャンバスに描くことで、きっちりと枠にはまった絵が描けるというわけです

 

 

愛知県美術館所蔵《人生は戦いなり(黄金の騎士)》をはじめ、

クリムトらしい「金」を使った作品についても細かい説明がありました

「金」はあまりに主張が強い色なだけに、多くの画家は使いたがらないけれど、

クリムトはしっかりと自分の色として定着させていたようです。

 

 

最後は、クリムトが生きた世紀末ウィーンに注目し、同時代のウィーンの作家を紹介。

同じ世紀末でもパリとは全く異なる、独特の雰囲気を作り上げていたウィーンという土地が、

クリムトのような特異な芸術家を生んだのだということがよくわかりました

 

来週は清須アートラボの皆さんと、愛知県美術館へおじゃましてクリムト展を鑑賞予定です。

今日の館長アートトークで予習はばっちりです!

今から楽しみですね

 

次回、館長アートトークは2月23日(土)です。

テーマは「尾形光琳と華麗なる琳派。日本人の感性の源となる草花。」です

ご興味のある方、是非ご参加ください!

お申込は、お電話またはFAXで受け付けております

 

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

 

17. 1月 2013 · 第10回清須アートサポーター養成講座 はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2013年1月17日(木)

 

月1回のペースで開催しているアートサポーター養成講座。

気が付けば、もう10回目です

 

今日は前回の続き。

前回は、当館をもっと多くの人に気軽に楽しく利用してもらうためには、どうしたらいいか。

という議題のもと、アートサポーターのみなさんが主体となって、

やったらいいな!やってみたいな!!ということを話し合いました

詳しくはこちらをご覧ください。

 

これは、たくさん出た意見を分類してまとめたものです

美術館内でできること/学校との連携/夢の森公園を使ってできること/

図書館との連携/広報戦略

だいたいこんなふうに大きく分けてみました。

どれもとても魅力的な企画ばかりなんです

 

 

大枠ができたら、今度は具体的な話し合いです。

すぐに実行に移せそうなものは何か、中期的、長期的な視野をもってでできることは何か

数多く出た案の中から、そのような視点でさらに分類し、

今日は特に、すぐに実行に移せそうな数件の案についてじっくり話し合いました

 

さてさて、これからどうなるのでしょうか

私たち学芸員も未知の世界ですが、アートサポーターのみなさんと

このように時間をかけて真剣に話し合い取り組んでいく過程を大切にし、

清須市はるひ美術館が一人でも多くの方に愛される美術館になれるよう

頑張っていきたいと思います

 

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

22. 12月 2012 · 第3回館長アートトーク はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2012年12月22日(土)

 

今年度からの新企画、館長アートトークも今日で3回目を迎えました。

回を重ねるごとに参加者の数が増えていき、嬉しいかぎりです

 

今回はお待ちかね、デザイナーである館長がデザインについて語る貴重な機会。

参加された皆さんは次から次へと展開される館長の巧みなトークに、

ぐいぐい引き込まれていましたね

今日のタイトルは、

「デザインて何?デザインは人を幸せにする力。デザインを楽しむ暮らし。」でした。

最初の30分はホワイトボードを使って、そもそもデザインってアートなの?という

デザインの原点に立ち返るようなところからの話でした

まるで大学の講義のような雰囲気さえ感じられましたね

 

このホワイトボードにも書かれているように、

館長いわく、デザインとはアートではないのです

科学とアートのちょうど中間のようなところに位置しているそうです。

デザインはアート以上にわたしたちの日々の生活に欠かせないもので、

もっと言えば、わたしたちの身のまわりの全てのものが「デザインされている」のです

椅子や机、ペン1本とってみてもそうですね・・・・等々。

 

わたしたちは意識していないところで、「デザイン」に日々触れているのだ、

ということを改めて感じさせられるトークでした

 

続いてプロジェクターで素敵な画像をたくさん紹介

まずは、この人。イギリスのインテリアデザイナーであるテレンス・コンラン卿

館長が尊敬してやまない人物だそうです。

コンラン卿がプロデュースする「コンランショップ」が7年前に名古屋市内にオープンしたこともあり、

ご存知の方も多いかもしれませんね。

画像はすべてコンラン卿の本にあるデザインビジョンを紹介したものでした

 

デザインがいかに人々の生活を豊かなものにしてきたか。

デザインは社会の競争原理の中にしっかりと根付いていること。

純粋な芸術(Fine Art)とは似て非なるものであること。

画像を見ながら、納得の内容でした

 

要所要所で笑いもおこり、約1時間のトークもあっという間に終了しました

 

次回は、1月19日(土)です。

今話題の愛知県美術館「クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」展に合わせて、

「ウィーンの憂鬱、クリムトの魅惑。ハプスブルク家とオーストリア」というテーマでのトークです

ご興味のある方、是非ご参加ください!

お申込は、お電話またはFAXで受け付けております

 

さてさて2日後はクリスマス・イヴですね

ということで・・・

館長から私たち職員全員に素敵なクリスマスプレゼントがありました

しかも、今日のトークに合わせてか、コンランショップでお買い物

英国王室御用達フランク・クーパーのオリジナルオックスフォードマーマレード

英国といえば、なんといってもマーマレード

パッケージデザインもさすが英国!おしゃれですね~

やはり、生活の中にデザインは欠かせませんね!!

 

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

 

 

 

20. 12月 2012 · 第9回清須アートサポーター養成講座 はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2012年12月20日(木)

 

アートサポーター養成講座の9回目。

今日はまず、メンバーに開催中の展覧会「曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展」をご案内。

 

さすがに市民の方々ですね。清須市内の風景を描いた新作には、とりわけ興味津々でした。

一目見るなり、どこの景色か分かる方もちらほら。

 

その後場所を移して、清須市はるひ美術館でこれからやったらいいなと思うこと、

やってみたいと思うことについて、みんなでアイディアを出し合いました。

 

 

これまでアートサポーター養成講座のメンバーは、1年間、他館の展覧会を鑑賞したり、

美術史の講座を受けたりしてアートに親しんできています。

その上で、8回にわたり、当館の運営にまつわるさまざまな仕事をサポートしてきました。

つまり、美術館を外部からも内からも見て知っている、頼もしい方々なのです。

その経験をいかして、美術館をもっと気軽に、たくさんの方に利用してもらうために何ができるか。

一人5つ考えてくること これが今回の宿題でした。

 

ちょっと酷な宿題かな?という私たちの心配をよそに、

出るわ出るわ、たっくさんのアイディアが出されました。

時にはどっと笑いがおきたり、「それいいね!」などワイワイ意見が飛び交います。

 

次々に出されるアイディアは付箋に簡潔にまとめていきます。

  

 

出そろったところで、そのアイディアをグループに分けて整理。

美術館でできるイベント(ワークショップ、コンサート、トーク、勉強会etc.)

美術館の外の夢の森公園でできるイベント(音楽際、野点茶会、写生大会etc.)

美術館の活動のPR(ポップ、サイン、旗、広報誌、スタンプカード、ニュースレターetc.)

ご紹介できなくて残念ですが、他にもまだまだありました。

 

 

最後にこれらのアイディアの中から、比較的すぐに取りかかれそうなものをピックアップ。

具体的な進め方は次回以降話し合うことになりました。

 

話し合いが白熱して長丁場となりましたが、とっても有意義な時間でしたね。

みなさん、この勢いで、アイディアの実現に向けて楽しくがんばりましょう

 

 

【開催中の展覧会】

曲面絵画 ブライアン・ウィリアムズ展 ―眼はこのように風景を見ている―

会期:2012年12月7日[金]~2013年2月15日[金]

時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)

    年末年始(12月29日~1月3日)

 

 

 

 

 

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