2018年7月1日(日)をもちまして、清須市第9回はるひ絵画トリエンナーレが閉幕いたしました。
ご来館いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
前回のブログでも触れましたが、今回は前回のトリエンナーレに比べてお客様の賛否が両極端に分かれたような気がしています(あくまで個人的な印象ですが)。
好きな作品、嫌いな作品、とても共感できる作品、まったく意味が分からない作品。
いろいろあって当然です。それが公募展の醍醐味でもあります。
美術館はさまざまな価値観を受け止め、生み出す場所でありたいと思っています。
ポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、何かしらみなさまの琴線に触れる体験となったならば、幸いです。
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さて、入館者の投票によって展示作品(入賞、入選)28点から選出される「美術館賞」が決定しました。
干場 月花《青になるまで。》 96票
全投票数493票のうち約2割もの票を集めました。
本作は「きよす賞」とのダブル受賞(きよす賞は入選のなかから選出されていますので、合わせるとトリプル受賞!)となりました。
日常の何気ない風景を切り取り、目の覚めるような青緑色とダークな色味のコントラストで仕上げた新鮮な作品です。
干場さん、おめでとうございます!
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今回は28点の作品すべてに1票以上の投票がありました。
それはどの作品にもそれぞれの魅力があり、また私たちの感性が千差万別であることを裏付けています。
正解のないアートだからこそ、自由に楽しみたいものです
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