2016年1月17日(日)
エコール・ド・パリとは。
1920~30年代のパリで活躍した芸術家たちの総称で、「パリ派」という意味です
文化の中心地のパリには、当時世界中から多くの芸術家たちが押し寄せていました。
彼らは異邦人として差別を受けたり貧困にあえいだりしながらも、前衛的な芸術に魅せられ、
それぞれ独自の個性を発展させていきます。
なかにはフランス人も含まれていますが、異邦人の芸術家たちと共同アトリエやカフェで交流し、
同じく新しい表現を追求していました
今回の展覧会では、パスキン、シャガール、ローランサン、ユトリロ、モディリアーニ、キスリング、ルオー、ヴラマンク、藤田嗣治・・・などなど総勢17人の画家・彫刻家の作品を展示しています。
作品はすべて、北海道立近代美術館と札幌芸術の森美術館からお借りしています
なかでも北海道立近代美術館が誇る日本有数のパスキン・コレクションは必見です
解説パネルや展覧会図録、オリジナル紙袋にはそれぞれの作家の似顔絵イラストが(好評です!)
個性的な面々と合わせて作品をお楽しみください
2階オープン展示室では、「ピンナップ・パリマップ!」と題したミニワークショップを常時実施しています
大きなパリの地図に、おすすめスポットや思い出のエピソードなどを書き込んだマスキングテープやふせんをぺたぺた貼って、世界にひとつだけのパリマップをみんなでつくろう!という企画です
すでにけっこうマニアックな情報が集まっています。。!
展覧会を見たあとに、ぜひお立ち寄りください
パリの異邦人気分を味わっていただければと思います
★そのほかにもイベントいろいろ。詳しくはこちらをご覧ください。
2月1日(月)に展示替をおこない、前後期合わせて67点を展示いたします。
半期しか見られない作品もありますので、どうぞお見逃しなく!
【開催中】
会 期:2016年1月9日(土)~2月28日(日)
開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休 館 日:月曜日
観 覧 料:一般700円、中学生以下無料