2015年8月23日(日)
今日はダンスワークショップ「花になろう!蝶になろう!」を開催しました。
「ミッフィーのたのしいお花畑」展は、そのタイトルの通り、
ディック・ブルーナの絵本の中から、お花や植物が出てくる場面を中心に紹介する展覧会。
ミッフィーの生まれたオランダは、チューリップなどお花で有名ですね!
今日のダンスは、実際に身体を使って
お花や蝶の出てくる絵本の世界に飛び込んでみよう!という企画です。
まずは展示室へ。ディック・ブルーナが描いた『はなのほん』を紹介します。
残念ながら邦訳が出ていないのですが、
ブルーナの絵本の中で最もシンプルな一冊とされ、ファンも多くいます。
「チューリップ、タンポポ、すずらん。このお花、知ってるかな?」
「花びらはどんな形?」
「花はどっちをむいて咲いている?」
問いかけに、子どもたちは思い思いに答えます。
花にはいろんな形や色があることが分かったら、
いよいよ場所を移してダンスワークショップスタート!
講師は舞踊家のこかチ ちかこさん。
Dance Workこかチの生徒さんがアシスタントに加わります。
はだしになって、まずは準備運動!
キュッとと小さくなったり、上下左右にぐーんと伸びたり。
ゆらゆらゆれて、体がほぐれてきたら、
一列になって前の人の肩をもち、、1匹の巨大なムカデになりました。
前の人の動きに合わせて立ったり座ったり。
体で伝言ゲームをしているみたいです。
ムカデの次はおもちゃになってみました。
ぬいぐるみや怪獣、ロボットに粘土、たくさんのかわいいおもちゃがいっぱいです。
大きな口の怪獣は「ガオー」と言いながら火を噴いたり、
粘土はこねられてごろごろと床の上を転がり お隣の粘土とくっついちゃったり。
いよいよ次は、お花チームと蝶チームにわかれて踊ります!
お花チームは、種から芽が出で葉っぱを広げ、茎を伸ばして、
とうとうお花を咲かせました!
蝶チームは、たまごから出てきた幼虫が、さなぎになり、
とうとう羽根を広げた蝶が誕生しました!
蝶はひらひら飛んでお花までたどり着き、おいしい蜜をもらいます。
お礼に蝶はお花を誘って大空の旅にでました。
途中、突然の雨に風も強くなって雨宿り。
雨が止んだら外にでて、また元気いっぱいに旅をしました。
みんなで空の大冒険をして、ワークショップはおしまい。
「もっとやりたーい」という声があがって、アンコールも。
みんな、初めてのお友達といっしょに即興で体を動かして、楽しみましたね。
今日は、たくさんのかわいいお花や蝶に出会えました。
ミッフィーのシリーズをはじめとするディック・ブルーナの絵本は、
シンプルな線と物語ゆえに、想像の翼を大きく広げることが出来ます。
いろんなことを想像しながら読んでもらえると嬉しいです。
【開催中】
ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展
会 期:2015年7月4日(土)~9月30日(水)
開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休 館 日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌平日が休館)
観 覧 料:一般800円、高大生700円、中学生以下無料