2015年8月21日(金)
片道3時間ほどかけて、岡山県北西部にある新見美術館へ行ってきました
8月21日から始まる、「エコール・ド・パリ -パリに咲いた異邦人の夢-」展の準備と開会式に出席するためです
この展覧会は、新見美術館、大分市美術館(大分県)、はつかいち美術ギャラリー(広島県)、清須市はるひ美術館を巡回するもの。
開幕直前、スタート館である新見に各館から担当者が集まりました
エコール・ド・パリ(略して「エコパリ」)って、聞いたことありますか?
「パリ派」という意味で、20世紀初頭のパリで活躍した、一部の芸術家たちに名付けられました
「派」といっても共通した理念や画法があるわけではありません。
芸術の都パリで自らの表現を切り拓いていった多種多様な芸術家たちの総称で、
その多くがフランス以外の国からやってきた野心的な異邦人でした
シャガールやマリー・ローランサン、藤田嗣治の名前はご存知の方も多いのでは
強烈な個性、独特の哀愁が日本ではとりわけ好まれています。
今回の展覧会に出品する作品は全て、北海道立近代美術館と札幌芸術の森美術館からお借りしています。
エコール・ド・パリの代表的な画家・彫刻家の作品が一堂に会する
(しかもなかなか行けない北海道の美術館からやってくる!)この機会、見逃せませんよ~
公式ウェブサイト→http://ecopari.jp/
左:ジュル・パスキン《白いリボンの少女》1928年、右:キスリング《籠、パイナップル、リンゴ、メロン》1922年
総合開会式では、新見市長からもご挨拶。
お客さんもさることながら、報道関係者がたくさん。。
テープカットで展示室が開かれ、みなさん思い思いにエコパリの世界に浸っていました
オープニングイベントとして、講演会やピアノコンサートも開催充実した幕開けとなりました
はるひ美術館での会期は来年2016年1月9日から。
開催に向けて引き続き準備を進めていきますので、どうぞお楽しみに
【開催中】
ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展
会 期:2015年7月4日(土)~9月30日(水)
開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休 館 日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌平日が休館)
観 覧 料:一般800円、高大生700円、中学生以下無料