2015年7月26日(日)
今日は、「ミッフィーのたのしいお花畑」展関連イベントとして、
「ミッフィーのキャラ弁を作って食べよう!」を開催。
ミッフィーの展覧会で、キャラ弁が作れるの!?と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうなんです。美術館のイベントとしてはちょっと珍しいと思いますが、
楽しんでキャラ弁を作ることで、ミッフィーの世界に親しんでもらえればと企画しました。
会場は、美術館から程近い春日公民館の料理教室です。
集まったのは、あらかじめ往復はがきでご応募いただいた皆さん。
応募者多数につき、抽選によって12組の親子を選ばせていただきました。
(外れてしまった皆さんはごめんなさい!)
まずはみんなエプロンをつけましょう。
講師はキャラクターデザイナーであり、イラストレーターの藤原まゆみさん。
↑ 上の写真のように、ミッフィーのキャラ弁のレシピをかわいいイラスト入りで作ってくださいました。
↑ こちらの黄色い服の方が藤原さんです。
キャラ弁作りは、ご自身のお子さんの食が細かったため、どうにかしてたくさん食べてもらいたいと始めたのがきっかけ。
今ではお子さんから「次は○○のキャラ弁作って!」とリクエストがあるそうですよ。
おにぎりを作る要領で、ご飯をラップにくるみミッフィーの頭の形に整えて…と実際にやってみなさんに説明しています。
興味津々で藤原さんの手元に見入る参加者たち。子どもも真剣です!
今日は、展覧会「たのしいお花畑」にちなんで、
お花畑をお散歩しているようなミッフィーをイメージして作ります。
まずはおかず作り。ソーセージの断面に切り目をいれて炒めると、
切り目の部分が開いて花びらのようになります。中央にコーンを乗せればお花の出来上がり。
他に用意したのは、かぼちゃとピンク色のかまぼこを花型でくりぬいたもの。
それに、にんじんとインゲンを、海苔と卵焼きでくるくるっと巻いたもの。
海苔の端は水溶き片栗粉で留めてくださいね。
プチトマトはミッフィーの足になります。
その右側の赤いパプリカは、チューリップ形に切ってあります。
お弁当にフリルレタスをしき、ラップでミッフィーの形ににぎったご飯を置いていきます。
ミッフィーの顔、見た目は真っ白ですが、中にはサケフレークが入っていて、味付けもばっちり。
体には薄焼き卵をかぶせてワンピースに見立て、かわいい丸襟もつけます 接着剤はマヨネーズ!
腕をつけるとより動きがでますよ。
ミッフィーの周りは、先ほど作ったお花で埋めていきます。
最後に海苔を切って目と鼻をつくります。
この目と鼻の置き方次第で、ミッフィーっぽくなったりならなかったり。。。
ミッフィーがいかに絶妙な目鼻のバランスでできているかが分かります。
決して珍しい食材や、高価な食材は使っていません。
ランチボックスの中で微笑むミッフィーと、色とりどりのお花。
それだけで、とってもかわいいお弁当になるのです。
お母さんといっしょにお弁当を作るってたのしいね。
子どもたちはお母さんのお料理の腕前に改めて感心したのではないでしょうか。
できたキャラ弁を持って、みんなで記念写真をパチリ。
そのままランチタイムとなりました。
食べるのがもったいない!そんな声もあちこちから聞こえましたが、意を決して一斉に「いただきます!」
特別に藤原さんがスープも作ってくださいました おかわり続出。好評でした。
またミッフィーちゃんに会いたかったら、夏休み中にぜひ家族で作ってみてくださいね。
みんなが笑顔になること間違いなしです。
ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展
会 期:2015年7月4日(土)~9月30日(水)
開館時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休 館 日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌平日が休館)
観 覧 料:一般800円、高大生700円、中学生以下無料