2014年9月15日(月)
ムナーリ展のイベントの中でも多くのお問合せをいただいたララトーンのミニライブ
ララトーンは名古屋を中心に国内外を飛び回るアーティストですが、
ここ3年以上ライブ活動を休止していました。
それが・・・なんと!
今回、ムナーリ展のために3年以上の沈黙を破って「ミニ」とはいえ、ライブをしていただけることになりました
ララトーンのファンにとってはちょっとした事件なのです
もちろん、ファン以外の方にとっても貴重な機会になること間違いなし!
午前中、機材のセッティングや音あわせの風景です
スピーカーやミキサーなどの機材は、市内業者の小林電機さんのご好意で提供していただきました。
右写真に写っているのが小林電機のご主人です!今回は本当にお世話になりました!!
しばらくしてから他のメンバーも合流
ララトーンはショーンさんと淑美さんの二人組みですが、
今回は、「Qu-ki」というバンドの落合さんと、「skrew kid」の土江さんが加わりバンド編成でのライブ
これもまたいつものララトーンと違って楽しみなのです
あれ?ドラムをたたいているのは、ちびっ子ドラマーかな??
会場でリハーサルをしている間、美術館の外では整理券配布の行列が
ララトーンの人気ぶりがよくわかりますね。
13:30~14:30の楽器を作るワークショップが終了してから30分後にライブが始まります。
スタッフは会場準備、誘導等で大慌てでもなんとか無事にお客様を会場にお通しすることができました
ざっと200名近くのお客様が会場に集まりました!
2階にこんなにお客様が入るのは、当館始まって以来初めてなのでは
さあ、ライブが始まりました。
はじめは、ショーンさんの演奏に他の3人が口笛をそえる、ささやかで温かい曲から始まりました
1曲目でお客様の心をいっきに掴んでしまいました。さすがはララトーンです。
その後も何曲か楽しい音楽を聴かせてくれました
ライブ途中には、お客様にも楽器を渡して一緒に演奏する場面も見られました。
こんなふうに、ワークショップで作った楽器を鳴らしながら演奏を楽しむ姿も!!
ララトーンのライブは聴くだけでなく、一緒に参加して楽しむライブ。
さらに、ショーンさんは発明家
ターンテーブルの上にはレコード盤ではなく・・・
おもちゃのベルが4本ついた木の板をのせて回転させます。
その上には、マイクスタンドから吊るした球体がぶらさがっていて、
回転するたびにベルと球体があたってきれいな音が鳴ります
あるいは・・・
リコーダー?と思いきや、口の部分にホースをつけてフットポンプとつなげます。
ポンプを足で踏んで空気を送り込むことで、リコーダーの音色を奏でるという「装置」
さまざまな音色、楽器、パフォーマンスであっという間の30分。
聴いている私たちを飽きさせない、楽しいライブでした
ララトーンのライブをとおして、音楽は自由なんだ!そんなことを強く思いました。
そして、その自由さこそが、ムナーリの創造活動と通じる部分であり、
今回、ムナーリ展の関連イベントとしてララトーンにお願いした最大の理由でした
3年以上のブランクがあるなか、ライブ出演を快諾いただいたララトーンのお二人、
そして、ララトーンと共に、素敵な音楽を届けてくださった落合さん、土江さん、
本当に素晴らしいライブをありがとうございました
そして、お集まりいただいたたくさんのお客様もありがとうございました
【開催中の展覧会】
会 期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)
開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)
休 館 日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)