29. 7月 2014 · 福祉観覧デー はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月29日(火)

 

昨日は月曜日なので美術館は休館日。

その休館日を利用して、毎年恒例の「福祉観覧デー」を実施しました。

 

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福祉観覧デーとは?

清須市はるひ美術館近隣の福祉施設(6施設)に入居している方々を対象に、

展覧会へご招待する日のことです

入居者の皆さんは、車椅子の方も大勢いらっしゃいます。

通常の開館時に来館されると、車椅子の方も一般の来館者の方もゆっくりと鑑賞することが難しいのです。

そこで、当館では5年ほど前からこの「福祉観覧デー」という日を設け、入居者のみなさんが気兼ねなく、

ゆっくりと作品を鑑賞できる日をつくっています

 

今年は付添の職員の方も含め、合計112名の方に来館いただきました。

暑いなかありがとうございました

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展示室に入る前の「触覚の小径」を体験です。

みなさん目を閉じて慎重に触っていました

「あっ、でこぼこ!」「あら、気持ちいいね~」「今度はつるつるしているねぇ」「なんだか、あたたかい」

などなど。一つ一つに丁寧に反応されていた様子が印象的でした

 

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年表をしっかり読み込み、自分たちの若かりし頃を思い出されている場面などは、

高齢の方々ならではの楽しみ方だなと思いました

また、積極的に学芸員に質問される熱心な方もいらっしゃったり、なかには鋭い指摘をされる方も

来館者と接していて興味深いのは、世代ごとで反応が大きく異なる点です。

ムナーリ展は比較的若い世代の来館者が多いため、今回は新しい反応を聞くことができてとても新鮮でした。

 

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ムナーリ展は若い世代が多いと書きましたが、それはムナーリの作品や実践してきたことが、

比較的若い世代向け、という印象があることから当然といえば当然なのかもしれません。

そのため、今回ご招待した施設に入居されている高齢者の皆様に楽しんでいただけるのか、

正直、少し心配していました

ところが、こちらの心配はよそに、展示室に入るとみなさんとても熱心に鑑賞してくださっていて、

しかも生き生きしていらっしゃる様子を見て、ムナーリの作品の力を改めて感じました

 

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このように、作品を前に各々の感想を話す姿もたくさん見られました

 

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また、ムナーリのユニークな部分を、しっかりと受け止め「おもしろい!」と思ってくださっていたようです

 

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2階の読書コーナーではじっくりと絵本を読んだり、絵を楽しんだりされていました

 

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カードゲームのコーナーでも、とても盛り上がっていましたね!

ムナーリの本や遊具は老若男女関係なく、楽しむことができるのです

 

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そして、ショップコーナーも外せませんよね

ショップでもしっかり楽しんでいただけていたようです。

普段、なかなか美術館やお店などに行く機会の少ない入居者の皆さんにとって、

今日の福祉観覧デーが思い出に残る一日となれば嬉しいです。

 

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

〈インターネット割引券〉

 

 

 

28. 7月 2014 · 講演会「アートから生まれる遊び」 はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月28日(月)

 

昨日は日本ブルーノ・ムナーリ協会代表の岩崎清氏による講演会が開催されました

講演会のタイトルは「アートから生まれる遊び」。本展覧会の趣旨に合わせてご講演いただきました。

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会場は美術館のお隣、清須市立図書館研修室です。

約40名ほどのお客様にお集まりいただきました

 

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講演会の内容は、本展覧会のコンセプトを中心に、ムナーリの造形活動と「遊び」がどのような関係にあるのか、

ということを具体的な作品を取り上げてご説明いただくものでした。

ムナーリの理解とあわせて、展覧会のより深い理解にも繋がる充実した内容でした

 

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こちら(左写真)が日本ムナーリ協会代表の岩崎氏です

親しみやすい口調で、やさしくムナーリの魅力を語っていただくその姿は、

時々ムナーリさん本人と錯覚してしまうようなときもあります。

そういえば、どこかムナーリさん(右写真)に似ているような・・・??

 

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講演会に参加された皆さんはとても熱心な方が多く、メモをとっていらっしゃる姿もよく見かけました

講演会の内容は、展示作品だけでなく、実際におこなったワークショップにまで及びました。

ムナーリのワークショップは、いずれも子どもたちの知的好奇心を掻き立てるものばかり

あらゆることが考え抜かれたワークショップは、テレビゲームやパソコンといった電子機器のなかで育った子どもたちにも

十分効果的であることがわかります。

ムナーリの「遊び」は子どもの思考や行動からよく練られた普遍的な「遊び」でもあります

 

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最後の30分間は質疑応答タイム

生前のムナーリと交流のあった岩崎さんだからこその秘話や逸話がどんどん出てきます。

参加者のみなさんも、聞きたいことがたくさんといった様子。

時間を超過しての質問タイム。でも、それだけムナーリ作品やムナーリその人への関心が高いという証拠。

担当者も知らなかった話が盛りだくさんで、大変有意義な講演会となりました

 

岩崎さん、楽しいお話をありがとうございました。

何よりも、岩崎さんがムナーリ作品やムナーリさんを愛しているのがとてもよく伝わる講演でした

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

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27. 7月 2014 · 第22回館長アートトーク:雄弁なる東山魁夷の日本画 はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2014年7月27日(日)

 

毎月1回開催の館長アートトークも気がつけば22回目です!

初回からもうすぐ2年が経とうとしています。常連のお客様も徐々に増え、嬉しいかぎりです

さて、今回は日本人ならば誰もがうっとりするはず(?!)の東山魁夷についてのお話でした。

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東山魁夷といえば、やはり緑青をたっぷりと使った美しい緑や青の世界ですよね。

あるいは、「白馬」のモチーフを思い浮かべる方も多いのかもしれません

どこかで一度は見たことがある、それが東山魁夷作品に対する多くの人の経験だと思います。

 

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そのようなわけで、東山魁夷といえば誰もが認める天才画家と思われがちですが、

実はかなり遅咲きの画家。そして努力の画家だったようです

長寿のため、たくさんの作品を残したことも彼の名声を高める要因の一つだったといえます。

 

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東山魁夷や彼の作品の魅力をホワイトボードに列挙。

・美しい絵

・風景を美しく描く画家

・旅情

・自然の移ろいがつくり出す美

・小さいけれど燃え上がる命

こうした言葉からも想像できるように、わたしたち日本人は、東山作品にどこか「共感」できる部分があり、

だからこそ「いい絵だな」「ずっと見ていたいな」、そんな風に感じるのでしょう

 

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そして、東山魁夷といえば、構図の大胆さ、新しさも注目すべき点です

それまでにない斬新な構図は、風景という概念や、風景の見方そのものを大きく変えるものでした。

 

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このあたりにくると、もはや抽象絵画?!と思ってしまうくらいの大胆さが感じられます。

日本画や風景画と対峙し、新しいものを見出そうと挑戦し続けてきた画家の姿が想像できます

 

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また、東山魁夷は絵画だけでなく文章もたくさん残したことでも知られていますし、

小説家の川端康成との親交も深かったそうです。

川端が東山魁夷の作品について書いた文章です↑

「日本の自然を身にしみて感じ、日本人である自分の心情を見出して静かな安らぎに慰められる。

清らかないつくしみに温められる。」

 

これもまた、川端が東山の作品に「共感」を覚えたことを表現しているといえます。

東山作品は斬新な構図や、時に西洋の風景画や風景を取り入れながらも、

どこかに私たち日本人が「共感」する、心に染み入ってくる情景が表現されているのです。

 

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こちらの2点はヨーロッパの風景を描いた作品です。

 

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こちらは、水面に映る月光と山や森を描いています。

静寂と澄んだ空気の臭いまでが感じられそうな神秘的な作品です。

 

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最後に、紅葉した木の様子を描写した作品《行く秋》を見て、本日の館長アートトークは終了しました。

最初から最後まで、作品の画像にうっとり魅了された参加者のみなさん

やはり、東山魁夷作品は日本人の心に触れるものがあることを改めて感じました。

 

次回、館長アートトークは、現在開催中の展覧会「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」

にあわせて、8月と9月と入替えて行います。

テーマは、「トリック宇宙で遊んだ福田繁雄のデザインとアート」です。

8月23日(土)16時~17時。

電話申込:052-401-3881、前日までにお申込みください。

 

福田繁雄はムナーリと親交もあり、また大のムナーリファンだったそうです

展覧会と併せてお楽しみください

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

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26. 7月 2014 · 第2回清須キッズアートラボ はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会, 教育普及

2014年7月26日(土)

 

清須市内の小学3・4年生を対象に、美術作品の鑑賞や創作を行う清須キッズアートラボ。

今回は、開催中の展覧会「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」を鑑賞し、

その後、ムナーリのワークショップ「アートとあそぼう」のなかの「テクスチャー」に挑戦しました

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展示室に入る前に、注意事項の確認です。さすが、アートキッズメンバーは美術館に慣れているので、

みんなスラスラと注意すべきことを言ってくれました

さて、この展覧会、展示室に入る前からなにやら壁にカラフルなものが貼ってあり、「?」と思う人も多いのです。

これは一体なんでしょうか??

ポイントは「目を閉じて、ゆっくり触ってみること!」

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このカラフルなシートは、「ざらざら」「つるつる」「ぼこぼこ」「ちくちく」「がたがた」「さらさら」・・・・

様々な手ざわりを感じることができる素材でできています。

目を閉じて触っていると、この感覚を手ざわりのみで感じ取ることができます

目が見えていると、触る前から、それがどんなものであるのかをなんとなく想像してしまいます。

そうではなくて、触覚だけで何かを感じたり、伝え合ったりすることができる

ムナーリはそのように考えていました。

展覧会の入口では、そんなムナーリの考えを肌で感じてもらいながら入っていく構成になっています。

そして、後半に実施するワークショップ「テクスチャー」はまさに、

この触覚への関心から生まれたワークショップなのです。

 

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展示室内を約1時間、みんなでいろいろな意見を出し合いながら鑑賞していきました。

ムナーリの作品は、いつもどこかウィットに富んでいて、ちょっとおちゃめでいたずらっぽい部分があります。

こどもたちは、そんなムナーリらしさを瞬時に察知し、反応してくれます

こちらが思いもつかない意見が出ることもしばしば。

ムナーリの作品は、こどもの想像力を存分にかき立ててくれるようです

 

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展覧会鑑賞後は、ワークショップです!

「テクスチャー」というワークショップは、その名のとおり「触覚、手ざわり」を意識したもの。

さまざまな手ざわりのボードを用意し、

その上にコピー用紙を置いてそれぞれの「テクスチャー」を浮かび上がらせます

 

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色をかえて重ねてみたり、素材をかえて重ねてみたり。

みんな思い思いの模様をつくり、無限にできる独特な表現を楽しんでいました。

 

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ある程度、模様ができたら、今度はそれを切り貼りしていきます

浮き出させたテクスチャーの模様をいかして、一枚の絵をつくります。

 

Exif_JPEG_PICTURE ←見本はこんな感じです。

 

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黙々と集中して、各自でつくりあげたテクスチャー模様の紙をどんどん形にしていきます。

さすが、キッズアートラボのメンバーは鑑賞だけでなく創作もお手のもの。

みんなあっという間に素敵な作品が完成していきました

 

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最後は一人ずつ発表してもらいました

何をつくったのか、どんな工夫をしたのか。それに対して、みんなで意見交換しました。

作ることも見ることも、どちらも同じくらい大切なことですし、

どちらも同じくらい楽しい!と思ってもらえたら嬉しいです

 

次回は名古屋芸術大学でキャンパス体験&版画体験をします

どんな面白いことが待っているのか、今から楽しみですね

 

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

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25. 7月 2014 · ムナーリ 展覧会グッズの紹介 はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月25日(金)

 

いよいよ夏休みも始まり、暑さに負けず元気に遊ぶお子様や

大きなキャリーバックやリュックを背負って観光に出かける方をよく見かけるようになりました。

「今年の夏はどこにいこうかな~?」と楽しい夏休みのご予定を立てられているかと思います。

当館では、 「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」を開催中です。

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今や展覧会には、欠かせなくなってきたミュージアムグッズ

そこで、今回は 特設ショップのグッズを一部ご紹介いたします。

 

なんといっても、「展覧会リーフレット」が好評です

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展示中のムナーリ作品が詳しい解説と写真付きで掲載されているので、

リーフレットを片手に館内を回れば、より一層、楽しく鑑賞できますよ

ムナーリの「読めない本」より、着想を得てデザインされています。

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コンパクトな手のひらサイズで、2冊1組 200円(税込) です

受付で観覧券と一緒にお買いお求めいただくこともできます。

 

 

さらに、今回はムナーリ関連の絵本&書籍コーナーも設けました。

ムナーリファン必見

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なかなか入手できない貴重な書籍や絵本もありますので、

ぜひ、この機会にお買いお求め下さい

また、展示中および販売中の書籍は、2階オープン展示スペースの読書コーナーで、

お読みいただけます ムナーリの世界にどっぷり浸って、じっくり吟味してください。

 

ほかにも、カラフルなキャンディやハイセンスな玩具が目白押し

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(※数に限りあるグッズがございますので、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。)

 

会期中は、お子様向けのワークショップや大人の方も楽しめるイベントが盛りだくさん

展覧会鑑賞後は、1階の特設ショップでお買い物したり、

2階でムナーリの絵本や書籍を読んだり、ムナーリ考案の遊具で遊んだりと

一日ゆったりと美術館でお過ごしいただけます

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この夏休みは、お子様だけでなく、大人の方も童心に返って

「アートのなかの遊び」を楽しんでみてはいかがでしょうか

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

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16. 7月 2014 · 第4回清須アートラボ はコメントを受け付けていません · Categories: 教育普及

2014年7月16日(水)

 

今日の清須アートラボは、日本美術の魅力をお伝えする講座を行いました。

テーマに選んだのは、江戸時代中期に京都で活躍した画家、伊藤若冲(じゃくちゅう)です。

 

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若冲は、2000年に京都国立博物館で没後200年を記念する展覧会が開かれたのを機に、

広く知られるところとなり、一大ブームを巻き起こしました。

そのずば抜けた個性と筆力に大勢の人が目をみはり、

評判が評判を呼んで、主催者の予想をはるかに超える入館者数を記録。

以来、日本のみならず、海外でも非常に人気の高い画家です。

今日はその若冲の画業をたどり、江戸絵画の面白さに触れていただこうと2時間お話しました。

 

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まずは、修行時代の紹介から。絵描きの修行は、過去の名作を模写するのが基本です。

写真の右は中国明代の画家が描いた鶴。それを手本として若冲が模写したのが左です。

ただ、模写と言っても全くそっくりに写しているわけではありません。

じっくり見比べて、違いを受講生の方々に言ってもらいました。

崖の線や波の形が違いますね。

ではそれらが違うことによって、印象がどう変わるのでしょうか?そんなことも一緒に考えます。

 

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それからこちらは虎の図。

右の明代の画家の作品を手本として、左を若冲が描きました。

「私は虎の実物を見た事がないので、中国の作品を模写するしかないのだ」と

若冲本人が言い訳のように、作品の右上に書いています。

 

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若冲は修行を経て、過去の名作を自分のものにしてしまうと、

模写に飽き足らず、実物をつぶさに観察して描くようになりました。

そして生まれたのが、彼の代表作、30幅からなる「動植綵絵」です。

鶏をはじめとする様々な鳥、梅や松やひまわりなどの植物、虫、魚、貝といった

生物が、鮮やかな色彩で描かれています。

 

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今回は1点ずつプロジェクターで投影して、全30幅の魅惑の世界をご堪能いただきました。

ちょっとした鑑賞会です。

皆さん、若冲独特の色彩、画面を埋め尽くすモチーフ、鶏の精悍な様子に

食い入るように見入っていました。

 

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若冲は「動植綵絵」のほかにも、寺院の障壁画や、ユーモラスな水墨画も多く残しています。

真正面から見た、とぼけた鶏の顔など、おかしくて噴き出しそうになりますよ。

 

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最晩年には、お釈迦さまの涅槃図(ねはんず)ならぬ、野菜涅槃図なるものも描いています。

なんと二股大根をお釈迦さまに見立て、様々な野菜たちがその脇で死を嘆き悲しんでいるというもの。

当時の人たちも、これにはクスっと笑ったのではないでしょうか。

 

若冲の作品には人をあっと驚かせる独創性があり、ずっと見ていたいと思わせる妙技があります。

今日は、そうした一人の絵師の魅力と、江戸絵画の奥深さに触れていただけたことと思います。

 

これを機に、実際の作品を鑑賞しに展覧会に出かけたり、

京都に行った際には、若冲のことを思い出していただけたら嬉しいです。

 

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

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10. 7月 2014 · ムナーリのワークショップ「テクスチャー」 はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月10日(木)

 

今日は台風8号の接近で、さすがに美術館に来館されるお客様は少ないようです

先週末の賑やかな美術館からは一転、静かな一日でした。

さて、今日は先週末に実施したワークショップ「テクスチャー」についてご紹介します。

 

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午前も午後も参加してくれた子がいたので、説明する作品も午前とは少し変えてみました

ムナーリの作品は子どもたちの想像力をかき立てる作品ばかりで、

こちらの質問にも次から次へと答えが返ってきて楽しい鑑賞会になりました

 

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鑑賞会の後は、お隣の図書館の研修室に移動して「テクスチャー」というワークショップを行いました。

テクスチャー(texture)とは、一般的には「質感、手ざわり、触感、生地」などと訳しますが、

まさにそうしたモノの質感を利用したワークショップです

 

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10円玉の上に紙を置いて、鉛筆などで擦ると模様が浮き出てくることは多くの人が知っていますよね。

その原理を利用して、ワークショップでは、身近にある素材やホームセンター等で売っているようなものを、

上からカラフルな色で擦りだします

色を重ねてもいいし、素材を代えて模様と模様を重ねてみても面白いです。

そんな説明をしながら、いくつかの例を見せていただきました。

 

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変わった素材がたくさんあり、また、擦る楽しさもあり、ワークショップ会場内はひたすら擦る音が響いていました

でも、このワークショップは擦りだしからさまざまな模様や色の組み合わせを楽しむことが目的ではありません。

 

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自分たちで作り出した模様や色を使って、一枚の絵をつくります

普段は絵を描いても色を塗りつぶしたりしますが、今日は擦りだした模様や色を利用します。

 

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見本はこんな感じです

きりんの肌や魚のうろこの表現に、擦りだしの模様を利用したり、

人物の洋服や髪の毛の表現も擦りだしの特徴が生かされています

 

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みんなも素敵な作品を作っていました。

虹も擦りだしの模様や色を使うと、本物の虹っぽい淡い雰囲気が出ていますね。

魚もうろこや尾っぽの部分がそれっぽいです

 

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最後は有福さんからのコメントタイムです。

みんなに優しく話しかけながら、何をどんな風に工夫したのか、

どんなところが良い点か、丁寧なコメントをいただけました

 

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後ろでずっと子どもたちの様子を見守っていらっしゃった保護者の方も、熱心にコメントを聞いてくださいました

参加してくれた子どもたちは、身近な材料を利用して、新しい表現方法を学んだではないでしょうか。

ムナーリは新しいことをひらめく天才でした

ムナーリのワークショップも、造形作品を作ることだけが目的ではなく、発想の豊かさを育む場でもあります。

是非、その意志を引き継いで、

造形だけでなくどんなことにも柔軟な思考と視野を持った大人になってもらえればと思います

 

 

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特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

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08. 7月 2014 · ムナーリのワークショップ「コラージュ」 はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月8日(火)

 

ムナーリ展3日目です。

今日は6日(日)に開催したワークショップをご紹介します。

ムナーリのワークショップ「アートとあそぼう」は、本展覧会で5種類実施します

展覧会2日目にあたる6日(日)は、午前に「コラージュ」、午後に「テクスチャー」をおこないました。

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まずは、講師の有福一昭さん(こどもの城)をご紹介し、展覧会についてやムナーリについての説明を

簡単にした後、みんなで展覧会を鑑賞しました

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学芸員と一緒にムナーリの作品を体験した子どもたち。

いつも美術館で見る作品とはどこか違った様子にすぐに反応して、とても楽しそうに鑑賞してくれました

 

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場所をワークショップの会場へ移します。午前の部は「コラージュ」。

このワークショップでは、様々な素材を切り貼りして作品をつくります

キラキラした紙、ざらざらした紙、トレーシングペーパーのような薄いものから、

ダンボールのように厚いものまであります。

さらに、部屋の壁紙や穴が空いた紙など、「紙」と一言で言ってもたくさんの種類の紙が配布されました

 

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いろんなタイプの紙の中から、まずは自分の気に入った紙を3枚選んでみよう

ということで、みんな立ち上がって、「これでもない、あれでもない」と必死に選んでいる姿が印象的でした。

 

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紙を選んだら、いよいよ制作にとりかかります。

どんな作品にしようかな?と時間をかけて考える子もいれば、

すぐにひらめいて早速、制作に取りかかる子もいました

動きだしたら、みんなもくもくと紙を切ったり貼ったり、集中しています。

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使っている素材は、基本的には茶色や白っぽい色ばかり。

つまり、色彩がない素材を使って、どれだけ自分の思い描いている世界を作れるか、

というトレーニングにもなるのです

参加してくれた子どもたちは、色がなくても、それぞれの素材の質感などを利用して

面白い作品を作れることを実感したのではないでしょうか

 

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完成作品は壁に貼り付けて、みんなが見れるようにしました。

最後に、講師の有福さんから一点一点丁寧にコメントをいただき、参加者も大満足

素材にたくさんの種類があることで、表現の幅もずいぶん広がることを体験できましたね。

 

他にもまだまだたくさんのワークショップを実施しますので、

是非、いろいろ参加してみてください!

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

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06. 7月 2014 · オープニングイベント:ワークショップ「木をつくろう」 はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月6日(日)

 

昨日は無事に特別展「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」の初日を迎えることができました。

初日からかけつけてくださった多くのムナーリファンの皆様、関係者の皆様、ありがとうございました

そして、オープニングイベントとして開催したワークショップ「木をつくろう」も大盛況でした!

今日はワークショップ「木をつくろう」の様子をご紹介します。

 

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展覧会期中、ムナーリが考案したワークショップは全部で5種類開催しますが、

この「木をつくろう」だけは、展覧会初日の1回のみ。

そのせいもあってか、あっという間に定員に達してしまいました

 

参加したみんなは、講師の有福一昭さん(こどもの城)の説明に一生懸命耳を傾けていました。

壁には茶色の紙が何枚も貼ってあります。しかも、幅がそれぞれ違うようです。

わたしたちが普段目にしている「木」の特徴を、優しい口調で説明しながら、

有福さんは一番幅の広いものを選び、もう一度壁に貼り直しました

「木の幹の一番下の部分は、一番太いよね」という感じで。

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続いて、木は生長していくと2本に分かれて、その分かれた2本はさらに2本に分かれて・・・

そんな話をしながら木の構造を参加者に理解してもらいます。

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ひととおり説明が終わったら、早速、みんなで木をつくってみましょう!ということで・・・

二人一組で木の幹を運びます

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しっかりテープでつないでいきます。

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少しずつ幹は細くなり、枝になっていきます。

みんなで丁寧につなぎ合わせた木は・・・

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ずいぶん大きく生長しました

さて、次は何をやるのかな???

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ポスカと白い紙。有福さんがスラスラと絵を描き始めました。

葉っぱかな?木の実かな?お花かな?

そう!木は幹だけじゃないので、葉っぱや木の実を加えて素敵な木を完成させます

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みんなそれぞれ個性的な葉っぱを描いて、はさみで切っていきます

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ウルトラマン(?!)まで登場しました。

どんどんカラフルな木になってきて、葉っぱを描いて貼り付けるのが楽しくてしょうがない!という感じ

木の幹に直接描いている子もいましたね

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さあ、だいぶ出来てきました。

あっという間に、葉っぱでいっぱいの木になり、虫や鳥もところどころに描いてくれていました

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楽しい木ができて完成かな?と思ったところで次なるお話がありました。

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みんなで木を持ってみよう!

まずは、おへその高さまで。続いて、胸の高さまで。

木はどんどん起き上がっていきます

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頭の位置まで持っていったら、「少し風が出てきたよ!」の一声で、みんなで木をゆっくり揺らします

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「風がどんどん強くなってきたよ!」の掛け声に合わせて、木は上下に大きく揺れ始めます

みんなで作った木を、小さく、大きく揺らしました。

風が止んで、また床に木を置いて、おしまい。

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このワークショップの内容はムナーリが書いた『木をかこう』という本にまとめられています

最後は、有福さんがみんなに『木をかこう』を読み聞かせながら、

身近な木を観察してこのワークショップを考え出したムナーリさんのことを紹介して終わりました。

 

あっという間の1時間30分のワークショップでした。

木の生長を実感しながら、独創的な木を30人という大人数で作り上げていくワークショップは、

個人で何かを作り上げるものとは全く別で、ダイナミックであり協同作業から生まれる楽しさを

子どもたちは感じることができたのではないでしょうか

 

会期中、ムナーリのワークショップはまだまだ続きます。

すでに予約でいっぱいの回もありますが、受付中の回もたくさんありますので、

興味をもたれた方は、是非お電話でご予約ください

予約:052-401-3881

ワークショップ詳細はホームページをご覧ください。

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

〈インターネット割引券〉

 

 

 

 

05. 7月 2014 · 特別展「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」開会式 はコメントを受け付けていません · Categories: 展覧会

2014年7月5日(土)

 

特別展「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」初日を迎えました

今日は、開会式の様子をご紹介します。

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美術館入口横の看板です。今回の展覧会の広報物でお馴染みのカラフルな色彩です。

遠くからでもすぐにわかるインパクトのある看板に仕上がりました

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朝から続々とご招待のお客様にご来館いただきました。

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当館のアートサポーター(左写真)や博物館実習生(右写真)もいつもと違う装いで開会式に参列します。

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階段をのぼっているのは、美術館の裏手にある夢の森保育園年長クラスのみなさんです。

今日の開会式とワークショップに特別ご招待させていただきました。

みんなお揃いのスモッグでかわいらしいですね

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開会式が始まりました。

館長の挨拶が始まり、やや緊張気味のかわいらしいゲストたち。

最後までお話を聞けるか保護者のみなさんは心配しながら後ろから見守っていらっしゃいました

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清須市教育委員会 齊藤教育長(左写真)の挨拶、日本ブルーノ・ムナーリ協会 岩崎代表(右写真)の挨拶と

それぞれのお立場から、本展覧会の趣旨や魅力を語っていただきました

とりわけ、岩崎氏のお言葉は、まるでムナーリからのメッセージを代弁してくださっているかのような内容で、

大変心に残るスピーチでした

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テープカットは、館長、教育長はじめ、主催者の中日新聞一宮総局長、日本ブルーノ・ムナーリ協会岩崎代表、

こどもの城センター事業運営部有福課長、そして夢の森保育園の園児代表2名でおこないました

 

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テープカット後はいよいよ展示室オープンです。

入口の天井からはカラフルな入口サインをかけてみました。

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展示室内には、平面作品から立体作品まで全部で約200点以上の作品が展示されています。

みなさんとても楽しそうに鑑賞していて、担当者としてはほっと一安心

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館長と子どもたちのこんな微笑ましい光景も見られました。

そして、岩崎さんも来場者に丁寧にムナーリの魅力について説明してくださいました

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子どもも大人もとても熱心に鑑賞している姿が印象的でした。

ムナーリの作品は、もちろん子どものことを考えて作られたものが多数あります。

ですが、本来は大人にもわかってもらいたい、そんな強い思いがあったはずです。

ですから、ひとつひとつの作品や解説は、大人にこそ惹きつけられるものがあるのではないでしょうか

 

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展示室を出るとショップコーナーも充実しています

ムナーリの書籍や遊具、そのほか玩具やデザイン系のグッズなど

楽しいアイテムをたくさん取り揃えております。

展覧会と合わせてお楽しみください

 

 

【開催中の展覧会】

特別展 ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び

会   期:2014年7月5日(土)~9月28日(日)

開館時間:10:00~19:00(最終日18:30まで)

休  館  日:月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日が休館)

〈インターネット割引券〉

 

 

 

 

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