2013年7月18日(木)
今日は清須アートサポーター第4回目。
開催中の特別展「リサとガスパール&ペネロペ展」の鑑賞と広報活動をしました。
実は、アートサポーターのメンバーが、
「リサとガスパール&ペネロペ展」を見るのは、今日が初めてではありません。
オープニングの日に、裏方として開会式を強力にサポートしてくれていたのです。
↑ 例えばこちらは、お子さんたちが階段をおりる時にそばにいて、
怪我をしないように「ゆっくりおりて」と声がけしています。
↑ こちらは開会式後に、いよいよ展示室を公開するときの様子。
あらかじめ扉の前にスタンバイして、合図を受けて扉をあける大事な役を担いました。
こうして開会式を支えてくれたサポーターの方々ですが、
当日は役目もあって、ゆっくり展示を見られなかったはず。
そこで、今日は改めて担当学芸員が時間をかけて展示解説をしました。
みんなで見ているのは『リサとガスパールのピクニック』の表紙。
公園の木影で、リサとガスパールが向かい合って座っています。
「あれ、この構図ってどこかで見覚えないですか?」
うんうん、メンバーがうなづきます。
さすが、美術好きのアートサポータですね
これは、19世紀の有名な画家マネが描いた《草上の昼食》のパロディーなのです。
マネの絵をマネして、リサがちゃーんと脚を組んでいるところも見てあげてくださいね。
美術の歴史を知っていると、こうして作品がより深く味わえることも。
ペネロペは、絵本に施されたしかけが見どころです。
しくみは、原画と一緒に展示されている構想図や、発刊された絵本を突き合わせて見るのがオススメ。
原画をよく観察すると、しかけ部分には別の紙を貼ってあるので、見つけてくださいね。
一通り展示を楽しんだら、場所を移して展覧会の広報活動です。
展覧会のチラシやポスターは、展覧会が始まる1ヶ月ほど前には一度送っています。
ですが、「リサとガスパール&ペネロペ展」は会期が長く、3ヶ月。
そこで、会期途中にも追加でチラシを送るのです。
手分けしてチラシの封入作業をした後は、新たな広報先についてアイディアを出し合いました。
ご近所でチラシを置いてくださるお店がないか、子どもが集まる場所はないか、
メンバーの趣味のネットワークや子育ての経験をいかした広報先が出ました。
展覧会はこうしたサポーターの下支えによって成り立っています。
サポーターのみなさん、これからもよろしくおねがいします!
会 期:2013年7月6日(土)~ 9月29日(日)
開館時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)
休 館 日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)