2013年6月21日(金)
昨日は第3回清須アートラボ。今年度はじめての美術館見学へ行ってきました
見学先は、「宮脇綾子展」を開催中の一宮市三岸節子記念美術館です。
本展担当の杉山学芸員に展覧会の概要や見どころを説明いただきました
会場入口すぐのところに展示されている作品について、「宮脇さんがはじめて作った作品です。 」という説明に、
みなさん「へ~」と作品に釘付け(写真右)
展示室は2つあり、全部で62点の代表作と日々の生活を絵や文で記した「はりえ日記」等を鑑賞。
野菜や花、魚など身近なものを題材とし、それを古い布の切れ端を使って作られた作品は、
参加者のみなさんにも身近で親しみやすいもの
一点一点とても時間をかけて鑑賞していました。
杉山学芸員の説明にもあったとおり、宮脇さんは対象を本当によく観察した人であることも
残されたスケッチや作品から十分に感じ取ることができました。
展示室以外では・・・
1階チケットカウンター横にはプロジェクターで作品や文章が投影されたものや、
宮脇さんのインタビュー映像を鑑賞するコーナーもありました。
アートラボメンバーもしっかり宮脇綾子展を満喫していましたね
続いて常設展示の解説もしていただきました!
三岸節子記念美術館ですから、もちろん三岸節子作品がずらっと並んでいます
今回は「花の祭典」というテーマで作品が選ばれていました。
杉山学芸員からは三岸節子さんの生い立ちや画家としての志、画風の変遷などを説明いただきました。
その後、各自鑑賞していましたが、みなさん疑問がいろいろと出てきたようで、
たまたま通りかかった伊藤学芸員に飛び込みで解説をしていただきました。
どんどん質問が飛び交う白熱したギャラリートーク
三岸さんのスキャンダラスな話題から、女として画家としての見事な生き様など織り交ぜながら、
一点一点丁寧な解説にメンバーは大満足!いやはや、伊藤学芸員お忙しいなかありがとうございました
さらに、好奇心旺盛なアートラボメンバー。
ランチスポットまで質問地図を広げて、またまた丁寧な案内。
最後までお騒がせしました。
杉山学芸員、伊藤学芸員、美術館のみなさん、大変お世話になりました
勉強熱心なアートラボメンバーは、きっと宮脇作品や三岸作品を話題にランチを楽しんだことでしょう
次回清須アートラボは当館での美術講座ですね!がんばりましょう
【開催中の展覧会】
清須市はるひ美術館収蔵作品展 自然を描く
会期:2013年6月19日[水]~6月30日[日]
時間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)