2012年11月7日(水)
本日より、「清須市はるひ美術館収蔵作品展」がはじまりました
展示室1では、星野逸郎コレクションの一部をご紹介しています。
秋らしい色鮮やかな市野亨の花鳥図や、銀箔と和紙をあしらった春日井正義の襖絵のほか、
日展に多くの日本画を出品した倉光博の鶴や菊、紅葉の森など4点を展示しています。
展示室1はすっかり秋らしい雰囲気です
展示室2では、「幻想」や「空想」といった、現実から離れたイメージの世界を描いた作品を紹介しています。
「幻想」をテーマにしたこちらの展示室のトップバッターには、
後藤又兵衛の《瀬戸幻想》を展示しました。
後藤又兵衛(1925-2002)は一宮市出身で、日本だけでなく海外でも活躍した画家です。
独特の背景描写が特徴的で、ジェームズ・アンソールに共鳴していたと言われています。
このほか、ユーモラスな人物と木の描写にひきつけられる吉本作次の《樹上三人図》や、
中島葉子のキャンバス3枚をつなげた大作《afterimage》など、久しぶりに展示する作品もたくさんあります!
12月2日まで開催しています。
はるひ夢の森公園では、週末のんびりピクニックを楽しんでいるご家族も増えてきました
この秋は、公園と美術館、そして図書館を一度に楽しめる当館へどうぞお越しください!
清須市はるひ美術館収蔵作品展
会 期:2012年11月7日(水)~12月2日(日)
時 間:10:00~19:00 (入館は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)
観覧料:一般 200円