2012年10月21日(日)
20日(土)に当館始まって以来の新企画「高北幸矢館長アートトーク」の記念すべき第1回目を開催しました!
これは、館長自らがアートについて分かりやすく!楽しく!そして熱く!語る会です。
月に1回、土曜日の夕方に開催します。
(今年度のスケジュールはこちら→http://www.museum-kiyosu.jp/educational_program/arttalk.html)
初回の今日は20名ほどが集まりました。
お題は『アートって何?生きる力としてのアート』
みなさんは「美術」を「技術を持った人が上手につくった作品」だと思っていませんか?
そういう類のものも確かにありますが、
実はそれだけでは「分からない」作品が世の中にはたくさんあります。
なぜならアートは「美」だけを追求したものではないからです。
実はアートは、誰もがもっている「喜怒哀楽」と深く関わっています。
人の根源的な喜び、怒り、苦しみ、悲しみ。
アートはそういった人間の生き様そのものを映し出します。
だからこそ、悲しみのふちにあるときに勇気付けられたり、癒されたりもするのです。
悩んでいるとき、疲れているとき、もがいているとき、そんな時はむしろ
楽しい気分のときには気づかなかった作品の魅力を感じることができるかもしれません。
アートって思っている以上にふところが深いんですよ。
アートをもっともっと身近に感じて欲しい、アートの力に触れて欲しい。
そんな館長の切なる思いと熱意が皆さんに届けられた初回でした。
次回は11月24日(土)16:00~17:00
印象派の巨匠モネについて語ります。ぜひご参加ください!