展覧会情報
清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ Vol.102 髙田 裕大 展

清須市はるひ美術館では1999年の開館以来、新たな才能の発掘・育成を目指し、絵画(平面作品)の公募展を継続して開催してきました。「アーティストシリーズ」は、この公募展で高く評価された作家から厳選し、1名ずつ個展形式で取り上げる展覧会です。

今回は、2021年4月~6月(審査は2021年2月)におこなわれた公募展「清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者のなかから、髙田裕大、内田涼、石川丘子をご紹介します。シリーズを通して作家それぞれの個性を改めてお楽しみいただければ幸いです。

▶ 展覧会チラシ

▶ 出品作品リスト

Vol.102 髙田 裕大 展 2023年12月12日(火)~2024年1月8日(月・祝)

●プロフィール
髙田 裕大(たかた・ゆうだい)
1985年 富山県高岡市生まれ。主な個展に2021年「測量の日々」gallery N(愛知)、2020年「ここは地中」ニュースペース パ(東京)、「髙田裕大のドローイング展その二」musico(愛知)、2018年「火」gallery N 神田社宅(東京)など。主なグループ展に2023年「川村元紀と髙田裕大展」gallery N(愛知)、「萬均ショップ パ」ニュースペース パ(東京)、2022年「VOCA展2022現代美術の展望-新しい平面の作家たち―」上野の森美術館(東京)、2018年「足助ゴエンナーレ 足助的芸術界隈」豊田市足助町古い町並み一帯(愛知)、2017年「はりこ植物園」企画・展示 See Saw gallery +hibit(愛知)など。

清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ審査員賞〈杉戸 洋〉

●作家の言葉
近年、土地の測量の仕事をしています。土地の形を明確にする為に、何年も人の出入りがなくなった土地に足を踏み入れる事も多い仕事です。土地の過去資料と現地の調査、伐採に穴掘り、家を建てるにも道を造るにも、こうした業務は計画の土台として誰よりも先に行う事になります。土地の状況は住宅、田畑、山林と色々ですが、最初に踏み入るという事は大抵が草茫々です。特に草木の多い土地へ分け入る時は、鎌を片手に道を拓き人知れず探検をしているような感覚になります。
そんな誰にも知られずに埋もれてしまうだろう探検と測量の日々を形に残したくて、絵に描く事にしたのです。

《開拓者》2021年 岩絵具、麻紙 162×130cm

《開拓者》
2021年 岩絵具、麻紙

《石》2021年 インク、コピー紙

《石》
2021年 インク、コピー紙

《竹林》2021年 アクリルガッシュ、紙

《竹林》
2021年 アクリルガッシュ、紙

《トゲのある枝と手》2023年 アクリルガッシュ、紙

《トゲのある枝と手》
2023年 アクリルガッシュ、紙

《開拓者》2021年 岩絵具、麻紙 162×130cm

《開拓者》
2021年 岩絵具、麻紙

《石》2021年 インク、コピー紙

《石》
2021年 インク、コピー紙

《竹林》2021年 アクリルガッシュ、紙

《竹林》
2021年 アクリルガッシュ、紙

《トゲのある枝と手》2023年 アクリルガッシュ、紙 /></div>
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《トゲのある枝と手》
2023年 アクリルガッシュ、紙

会期

Vol.102 髙田 裕大 展 2023年12月12日(火)~2024年1月8日(月・祝)

Vol.103 内田 涼 展 2024年1月13日(土)~2月4日(日)

Vol.104 石川 丘子 展 2024年2月10日(土)~3月3日(日)

開館時間

10:00〜19:00(入館は18:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)、12/29(金)-1/3(水)、1/9(火)-1/12(金)、2/5(月)-2/9(金)

観覧料

一般 200円 中学生以下無料
※20名以上の団体は1人160円
※各種障がい者手帳等提示者は無料(付添者は1人100円)

主催

清須市はるひ美術館

同時開催

清須市はるひ美術館 収蔵作品展「小川武雄 冬を描く」

関連イベント

● 髙田裕大 アーティストトーク

日時:

12月16日(土)、1月6日(土) 各日14:00 ~(40分程度)

場所:

清須市はるひ美術館

申込:

不要